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若く見えすぎる悲劇

今日のボス。珍しく、超ご機嫌なのでした(笑)。

「花甘露さ~ん!ヒマ?」とボス。

嫌な予感がするので、ゴニョニョと言葉を濁す私。

しかし、その甲斐もなく、お使いを頼まれてしまいました・・・。

「花甘露さん、法務局へ行って、登記簿謄本を取って来なさい!」

(簡単な仕事で良かったピヨン!)

厄介な仕事を頼まれずに、ホッとする私。

ところが、・・・。急に、ソワソワしだすボス。

「花甘露さん、法務局へは、どうやって行くか知っていますか?」

「ハ~イ、知ってまーす!」

「登記簿謄本って、どんなものか知っていますか?」

「知ってま~す!」

「申請をする機械を操作できますか?」

「ハーイ、『はっとりくん』という名前が付いていま~す!」

「以前も、取りに行ったことありますから、大丈夫で~す!」

(アタイは、幼稚園児か!)

大きなお目目をウルウル・クリクリさせながら、ペットか何かに物を言う様な感覚のボス。

心配なら、他の人に頼めば良いものを・・・。

まあ、見た目、「アルプスの少女ハイジ」的な私。

もちろん、大人の色気はゼロ(笑)。

この見た目のせいで、奇妙な扱いを受けること、数知れず。

大学生になっても、何故か、小学生と間違えられた過去が・・・。

今でも「働いています!」などと言うと、皆目を丸くします。

「え~、君、仕事してるの~?」的な反応が・・・。

どうも、やりにくいのでした(笑)。

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