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もう、笑えない?
昨日は、以前働いていた職場の後輩と一緒に夕食を共にしました。
彼女の働いている職場は、人間関係が超希薄。
皆、極端に感情を抑えて働いています。
まるで、自分さえも、ロボットになったかの様な心持ちです(笑)。
一方、今私が働いている職場は、ボスがへんちくりんで、従業員の感情を変に揺さぶってくる為、ロボットではいられません…。
毎日、誰かに不幸が降りかかってきます。
実務チームのボスは自分が失敗すると、従業員に謝らせます。
これに、お客さんが激怒。
「何で、あなたが謝るんですか!」
お客さんは、知っていました。
従業員の失敗ではないことを…。
ボスは言います。
「適当な言い訳を考えて、なだめといてよ!」
いや、いや、ボス、あなたが謝ればお客さんも納得するのです。
いや~な気分になる従業員達。
ストレスを溜め込んだ彼らは、些細な事でキレ始め、職場中に負のオーラが充満します。
この職場の奇妙な物語を後輩に聞かせてみたたところ、「皆、どうしちゃったんですか?」「完全に病んでますよね?」との反応が…。
(やっぱり、そうか…)
最近は、お客さんに向かってキレ始める従業員まで出てきました。
「私に、くだらない質問するな!」
(おー、可哀想なお客さん…)
ちなみに、質問に答えるのも仕事の内です。
物凄い勢いで社長さんを叱責するのですが、契約を切られたらどうするのでしょうか?
イラついているのは、従業員だけではありません。
ある時、親切なお客さんが、「皆様でお使いください!」とマスクを送ってくれたことがありました。
なんと、コンサルチームのボスがそのお客さんに電話をかけて、怒鳴り付けてしまいました…。
「私達に、マスクをすることを強要するのかっ!」
(そうじゃないハズ…)
お客さんは、さぞかし驚いたに違いありません…。
従業員達が、電話に出た若い女性に同情します。
「感謝の電話かと思ったら、叱責されたんだよー」
「本当に可哀想だよね!」
もう、笑えません…。
「こんな所で働いているなんて、恥ずかしいよね!」
従業員達が囁きます。
私の話にドン引きする後輩を目の当たりにして、自分が異常な状態に適応していたことを実感するのでしたが、そろそろ、まともな感覚を取り戻さねばならないのでした(笑)。