悟った人間がもたらす家庭平和
今日は、父の姉(叔母)から電話が…。
父の兄(叔父)が入院したそうです。
叔父は、これまで社長として、がむしゃらに働いてきました。
かなりのお金持ちになって、引退した途端、鬱病を発症。
ここ最近は、症状も改善して、九州から父に会いに来たりしていたのですが…。
叔父は、父とは違い、超真面目。
頑張り始めると、周りが見えなくなり、とことん、のめり込んで行きます。
まあ、それ故、お金持ちになれたのですが…。
異常な程頑張った後に、その代償を払う叔父。
でも、頑張ることを止められないのです…。
叔父の家族は大変。
叔父理想の家族像を演じなければならないから…。
一方、私の父。
とても、呑気。
いつも、ほどほど。
頑張らなくても、何でも、そつなくこなしてしまいます。
強運の持ち主でもあり、あまり困った事態に陥りません。
母と私は、放し飼い状態。
(イエ~イ、自由だぜ!)
母は一時期、「子育てに疲れた!」と称して、13時まで寝ていたりしていました。
これを見た、働き者の母の実母。
驚愕。
私に、「お母さんは、もっと苦労するべきだ!」と発言。
さらに、「お父さんは、お母さんの教育を怠っている…」と嘆きます。
そもそも、母の実母でさえ手に負えなかったものを、今更、どうやって教育するのか?
母は、大変不器用。
母なりに頑張ってはいるのです。
それを追い詰めたところで、家庭平和が崩壊するだけ。
そもそも、母が怠けて(?)いても、誰も困りません。
父は、自走できる男。
何でもちゃっちゃと片付けて、涼しい顔をしています。
「それぞれが、得意な事をやればよかたい!」
妻や子供に過剰な期待をしない父。
悟りの境地にいるのでした(笑)。