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mogest
ボスの存在意義
私のお仕えしているボス。
悲しいかな、従業員の成長に関して、全く関心がありません。
この頃、作業的な仕事ばかりで、閉塞感を感じていました。
ところが、この職場で一番仕事ができる男性従業員が、お客さんとのWEBミーティングに私も参加して良いと言ってくれました。
しかし、問題はボスなのでした。
「花甘露さん、あなたには、まだ早いです!」
(成長の機会を奪われてなるものか!)
戦いの始まりです(笑)!
いつものの如く、「わ~、わ~!」 騒いで、ミーティングに参加する権利を獲得。
この職場では、黙っていては、何も得られないのでした。
ミーティングに参加して、男性従業員の素晴らしい講義を聴き、感激する私に、彼が言いました。
「今度は、ボスのミーティングに参加したら?」
「お断りです!」 「あなたのミーティングだから参加したのです!」 と私。
「どうしてですか?」 と彼。
「ボスは、お客さんに間違った事ばかり教えていて、話になりません!」 と私。
これには、彼も苦笑い。
彼もまた、このボスの被害者で、過去の惨憺たるエピソードを話始めます。
初めは、彼もボスと2人でお客さんとミーティングをしていたそうです。
しかし、余りにもボスが酷い説明をするので、呆れて、自分一人だけでミーティングをすることにしたのだとか。
「ほら~、お客さんに訂正すると、ウチの信用も落ちるじゃん?」
「お客さんの為にも、ミーティングには、ボスが居ない方が良いよね!」
全く、何の為に居るのか分からないボスなのでした(笑)。