公務員試験 面接対策の秘訣2
すでに市町村で面接を実施している方もいるかとは思いますが、今回は面接試験に臨む際の心構え・考えについて書き、少しでも面接の時の不安を軽減できればと思います。
1.面接が得意な人はそういない
「面接苦手だから上手に離せるか不安・・・」
面接試験を受ける際にほとんどの人が思うことであり、本校の学生にも多くいますが、
面接が得意! と自信をもって言える人はそうそういません!
どの受験者も「質問に答えられるかな?」「〇〇のこと聞かれたらどうしよう」など、様々な不安があります。
「何聞かれても完璧に答える自信がある!」「むしろこっちが面接官と一緒に働きたいか選んでやる!」のような面接に絶対の自信を持ってる受験生はほぼいません。少なくとも私は見たことないです・・・
ですので、不安を持っている・苦手に思ってることはダメではないです。
じゃあ、何がダメか?
一番ダメなことは、どうせ苦手だから、と言って何も準備せずに時間を過ごすことです。不安は準備できていなければいないほど大きくなっていき、当日は不安でいっぱいで自分の良さはほとんど出せません。
少しでも不安を小さくするためには、準備・面接練習をするしかありません。
部活動をしている方々ならわかると思いますが、練習で出来ないことは本番でも出来ませんよね?練習で出来ることも1回成功しただけじゃ本番で成功するかわからないから、何度も練習しますよね?
面接も同じです。面接本番で出来るかどうか不安なことは練習をしてできるようになる・できる努力をしないと本番でも話せるようにはなりません。
練習する相手は誰でもいいです。親・友達・学校の先生・専門学校の先生etc
・・・とにかく面接の雰囲気で質問されたことに答えられるかどうか練習することが大切です。ですので、練習する相手にも面接官のように真剣に質問してもらってください。
2.完璧に覚える≠ベストな面接
いざ練習を重ねていくと、受け答えに慣れてきて答えられるようになっていくかと思います。ただ、ここで気を付けて欲しいことが、
「覚えたこと(暗記したこと)を話せるようになる」≠「いい面接」
ということです。もちろん自分の考えを相手に話せるようになることはいいことなのですが、面接練習で面接官をしていると、明らかに暗記していることをツラツラ話しているだけだな、ということはよくわかります。声の抑揚だったり、句読点の存在だったり。自分が考えて話していることを話すときと、覚えていることを話すときでは、話しているペース・スピードは違うと思います。
なので、面接に慣れてきたら、面接官と「会話する」ということを意識して話すと、より良い面接になるかと思います。
3.面接官は1種類じゃない
面接官はそれ専門の人がいるわけではなく、組織の中で割り振られた人が担当します。なので、朗らかに話を聞いてくれる人もいれば、終始顔を崩すことなく話を聞く人、受験者を試すかのように正面を向かず話を聞いているかどうかわからない反応をする人(あくまでフリだと思いたい)、などなど様々な対応をする人もいます。
また、質問の仕方もバラバラで面接カードの志望動機1つとっても、
「志望動機は何ですか?と丸っと聞いてくる人」
「面接カードに○○と書いていますがこれはどういうこと?とカードから掘り下げてくる人」
と多種多様です。
受験する皆さんとしては、答えやすい面接官・答えにくい面接官それぞれあると思います。ですが、本番はどんな面接官かわかりません。
ですので、「どんな面接官でも落ち着いて答える」という心構えで試験に臨むことが大切です。
長くなりましたが、以上になります。
公務員を目指す皆さんが少しでも面接への不安・苦手意識を改善するための手助けになっていればいいな とおもいます。
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