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🅼の臨床推理日記 ❷待合室の事件
車で30分くらいの地域からみえる婦人。何か不調が起こると、その都度来院するクライアントAさんである。
いつも予約の時間より早めにみえるのだが、この日は予約時間を過ぎてもおみえにならなかった。
もしかして時間を勘違いしたのかな...?
もう次の予約の方がいらしていたので、その方を優先して治療しようとした矢先に、おみえになった。
Aさん 「スミマセン....、出かけるときに気分が悪くなって....」
「学校に行きたくない😿」
小五女子の○○ちゃん、学校でいじめにあったらしい。
「学校に行きたくない😿」と言い出したので、保護者と教員の連携でケアにあたった。
どうにか、気持ちも落ち着いたようだが、ママさんが心配して治療につれてみえた。
こうした患者さんに、当院では「迷走神経複合体」の神経学的トーンをチェックして調整している。
さて、○○ちゃんは迷走神経背側核と腹側核が、いずれも両側で緊張していた。
こうした
不安や恐怖心を煽る言葉の罪
1.「この腰はもう治らないナ!」、医師の心ないひと言
2か月以上前に腰を痛めたという老婦人。
楽しみは自家菜園で野菜を育てること。それが春先に腰痛に見舞われた。
からだも九の字になり、腰が伸びなくなった。夜も横向きに丸まってねている。とにかく痛いので腰を伸ばして寝ることも出来ない。
早速、整形外科医に診てもらった。
その整形外科医は「この腰はもう治らないな!」と言い、鎮痛薬と湿布を処方された
「ひづめの音が聞こえたらシマウマではなく馬を捜せ...」
女性検死官・スカーペッタを主人公にしたミスレテリー小説のシリーズ第4作は、「真犯人」(講談社文庫、1993)である。作者はパトリシア・コーンウェル。翻訳者の相原真理子さんの翻訳力にも引っ張られて、とても面白く一気に読んだ推理小説である。
猟奇的な殺人事件があり、検死局のモルグでDr.スカ―ペックが検死を行っている場面がある。彼女がいつもと違った部位を捜していると、助手が訝ってスカーペッタに尋ねる