プロジェクトで中間発表会を行いました
武蔵野大学には「プロジェクト」という授業があります.10月末の授業でそれぞれのチームの活動の進捗状況の報告会を行いました.
プロジェクトとは,学生が学年の枠を越えて自主的に企画から携わり実行する実践型授業です.学生が主体となってプロジェクトチームをつくり,数理工学の力を用いて,課題解決・目標達成を目指します.教科書や技術書を苦労しながら読み込み,実装に移すスキルを磨きながら,自らの考えを明確かつ論理的に組み立て意見交換することによって,課題解決のための試行錯誤を繰り返します.主体的に考える力と実行力,他者の考えを傾聴する姿勢,リーダーシップ,チームワーク力などを高い次元で総合的に身に付けることを目標としています.
現在,「IoT」,「データサイエンス」,「教育コンテンツ」,「組み合わせ最適化」の4つのグループがあり,様々な課題に取り組んでいます.
IoTグループでは,IoT(Internet of Things)デバイスの仕組みとその可能性を理解し,IoTデバイスを活用したシステムを製作しています.
データサイエンスグループでは,現実のデータを用いたデータ分析課題に取り組むことで,データサイエンス力を養うことを目標に,エクセルを利用して,基礎的なデータ分析手法を学び,データサイエンス・コンテストに応募しています.
教育コンテンツグループでは,数学を深く理解し,数学教育に関する活動を行なっています.
組み合わせ最適化グループでは,社会の様々な問題を定式化(数式で表す)し,ソルバーを用いて「最適解(最も「よい」解)」を求め,問題の解決策を見出す活動を行っています.
1月に最終発表会を行います.1月の最終発表会の際には,各チームの成果物を公開したいと思っています.