学校現場やリハビリに関わる方へ
こんにちは、ももんがです。
今回は「これは!!もっと早く知りたかった!」と思う製品を上げてみようかと思います。
それは学校現場や障害者の方が使うと、安全性が上がるのではと思う製品です。それは「ネジロック剤」です。あまり聞いたことがないかもしれませんが、これは知っているとすごく便利です。
例えば学校現場でネジを利用したもので、ネジがよく外れてしまう可能性のあるもの(ホワイトボードのネジ、机の天板のネジなど)、障害者の方が使う杖で高さを可変できるもので一度高さを決めたあとはめったに外さなくていい場所のネジなどにこの「ネジロック剤」がいいのです。
わたしが利用している「ネジロック剤」は「LOCTITE(ロックタイト)」さんのものです。ネジの止め方(ネジを外れなする強度)で複数種類がありますが、わたし的には「低強度タイプ(222)」、「中教度タイプ(243)」の2種類が使い勝手がいいのではと感じています。
「強強度タイプ(263)」もあるのですが、基本的には2度と外さない場所にとのことですので、あまり活用場面がないかもしれません。
障害者のかたや高齢のかたが持っている杖には、所持する方の特注品と汎用性の高い杖を持っている方がいます。そのうち汎用性の高い杖は高さを変更できるようになっており、穴がいくつか空いておりこの穴で高さを合わせ、アジャスタのネジを締めて高さが変わらないようにしています。が、このネジの部分が振動などで緩んでしまうことがあります。その際に前述のネジロック剤をつけてあげると外れにくくなります。
わたしが自分で利用するもので、頻繁にネジでの調整等をせず緩んではこまるところには、中強度(243)を利用しています。
ノートPCの底面などは低強度(222)を使っています。こちらは故障などが起きたり、部品の交換で開けますので低強度のものを利用しています。
30年くらいまえにはネジ止めたあとに、木工用ボンドを薄く塗って外れにくくしたこともありますが、このネジロック剤はとてもいい感じです。
中強度の場合、外そうとするとかなり力がいりますが一応問題なく外せますし、そのまま再利用ができます。交換可能であればネジを新品に交換するのもいいかもしれません。
ネジを利用した製品は学校現場でも障害者や高齢者が利用する用品にも多いので、このネジロック剤を活用するとネジが外れてしまっての事故や故障が少なくなると思います。
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ネジロック剤を利用する際は、説明書をきちんと確認してください。塗り過ぎに注意しましょう。また外しにくい時には、ドライヤーやヒートガンでネジの部分を温めてからネジを外す工程に入ると、外しやすい感じがします。
ちなみにロックタイト社さんからの案件ではありません(笑)