ももんが

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最近の記事

今の子供たちに養ってほしいもの。学校で養うべきもの

こんにちは、ももんがです。 小中学校の授業時間についてニュースがありました。しかしながら、以前も記事のなかで書いたような気がしますが、現在の学校の窮屈感は文科省が 1)年間授業時間の厳密化をしたこと、 2)完全週休2日にしたこと、 3)学習指導要領での学習内容の増加 があげられるのではないかと思います。 1)に関しては、未履修問題から起こったことだと思うのですが、インフルエンザ等の流行り病が起きた時の学級閉鎖や学年閉鎖、学校閉鎖が起こった時に、授業数が確保できないこと

    • オールドメディアの視点は(個人的に)おもしろい

      こんにちは、ももんがです。 こんな社説をネット記事でみつけました。この記事の中では教員の残業の増加についての記述があり、それに伴う給特法の割合の増加について記載がありました。 そして最後の方に、 「生徒指導や授業改善に熱心な教員と、指導力のない教員との差は大きい。残業代を引き上げたとしても、漫然と教壇に立ち、チャイムが鳴ればさっさと帰るような教員が得をするようでは困る。 文科省は、指導力を発揮する教員を対象に処遇を改善してほしい。指導力不足の教員まで認めてはならず、研修な

      • 校務システムの統一の必要性

        こんにちは、ももんがです。 今日のNHKニュースで岩手の市立小中学校で校務システムを統一する計画があるとのことがありました。これってなぜ今までされなかったのか、他の地方自治体はどうなっているのか気になりますよね。 また県立学校についてはどうするんでしょうね。おそらくですが、小中学校と高等学校では予算化の方法が違うんでしょうね。文科省の扱いも小中学校と高等学校では違いますし。 これは小中学校は義務教育であり、高等学校はどんなに入学率が90%を超えていても、あくまでも自分で

        • 追い詰められた人に

          こんにちは、ももんがです。 わたしはホロライブの白上ふぶきさんと宝鐘まりんさん、先日引退を発表された湊あくあさんが大好きなのですが、いわゆる「歌ってみた」の動画にあった、「可愛くてごめん」という曲を、こころの余裕がなくなりつつある方に聴いてほしいです。 元ネタや歌ってみたについては、調べていただきたいですが、わたしが「いいな」と思った歌詞を著作権に違反しない程度に引用します。全文に関しては各自で調べてください。 引用ここから 私が私の事を愛して何が悪いの?嫉妬でしょうか

        今の子供たちに養ってほしいもの。学校で養うべきもの

          僕は「うそつき」だ。

          こんにちは、ももんがです。 さて某県立学校で20数年教員をやってきたことは、これまで記事にしていました。その教員生活のなかでいつも気になっていた教員の言葉について今日は書いていきます。 教員のいう「いい子」とはどんな子なのでしょうか?  「宿題を忘れない子」  「授業中におしゃべりをしない子」  「学校に毎日くる子」  「先生のいうことをきく子」  「校則をまもる子」 すぐに思いつくのはこの言葉たちですかね。わたし的には言い方は悪いですが、「ロボット」かなって思ってしまい

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          教師に望む最低限のこと

          こんばんは、ももんがです。 最近も教員の不祥事、処分のニュースが耐えませんね。また教員採用試験についても報道がされていますが、本質的な改善がおこなわれないようであると、学校の活動ができなくなる、児童生徒に不利益になることが目の前に迫っているような気がします。 採用倍率が1倍ちょっとという自体がいろいろな自治体で起こっているようですが、教員採用試験に合格された方には、教員としての職責をしっかりともってもらいたいです。 そのなかでも最低限持ってもらいたいのは、「人への優しさ

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          某県立学校の学校のサーバの設置場所

          こんばんは、ももんがです。 Youtubeを見ていたら、サーバールームの空調をとめて大きな被害がでたという話をみたので、わたしが知っている某県立学校のサーバの設置場所がどうなっているかを記載しておきたいと思います。 平成12年度のある公立養護学校で、サーバの設置工事が行われていました。その設置場所は印刷機が複数置いてある印刷室でした。サーバラック自体には鍵がかかりますが、教員がいる時間帯は無施錠でした。もちろん空調もなく監視カメラもありません。 このとき、わたしは正規採用

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          教員の個人情報の取り扱いの「雑さ」

          こんばんは、ももんがです。 またここのところ、教育関係者の個人情報の取り扱いについてのニュースが出ていますね。USBメモリをなくして、その情報がプリントされて匿名で送られてくるや、体育館に重要な情報が掲載されているものを忘れ、生徒に見られあげくに共有されているなどなど。 本当にため息がでます。 これについて、某県公立高校の教員で個人情報やPC、ネットワーク管理をしていたわたしが思うことがあります。それは教員のICT機器の技術うんぬんではなく、教員が「取り扱っているもの」

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          「転生」があるとしたら

          こんばんは、ももんがです。 最近「転生」もののマンガ等をよみますが、転生した主人公について感じたことがあります。 それは「現世」でその存在を軽んじていたとしても、その人物には他者に気づかれていない、もしかすると自分ですら気づいていない「価値」があるということです。 現実世界の今の科学では「転生」や「生まれ変わり」については「証明」されていなく、その事実は「うさんくさいもの」「うそ」という判定になっています。そしてそれを語ることは「陰謀」などと言われる分野になっています。

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          「尊敬」と「敬意」

          こんばんは、ももんがです。 このあいだYouTubeをみていたところ、「尊敬」「敬意」について話をしている方がいました。わたし的にもおもったことがありましたので、表現してみたいと思います。 わたしは学校の教員だからといって、すべての教員が「尊敬できる方」だと思っていはいませんし、わたし自身できれば尊敬される人間になりたいとは思いますが、生徒に対してわたしの評価を強要するつもりはありませんでした。どういうことかというと、教員であっても知らない知識や技術もありますし、きらいな

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          「カンニング」について

          こんばんは、ももんがです。 最近のネットニュースに「カンニング」をした生徒が自殺をしてしまったというニュースが出ています。 これについて「カンニング」した生徒に対して指導した教員について裁判が行われています。これについて私見を述べます。いいと思うか、悪いと思うかはアナタ次第・・・。 わたしが公立学校に勤務している際には、折りに触れ「カンニング」について授業で話をしてきました。それは「カンニング」という行為がどういうものかというわたしの評価についてです。 「カンニング」

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          最近の気になったニュース1

          こんばんは、ももんがです。 ここのところのニュースについて私見を垂れ流していきたいと思います。 中教審の答申について「0点」というニュースがありましたが、自分的には当然現場の教員の意見なんてなにも「答申」の中にないだろうとおもっていました。現場の教員がもとめているのは、「給特法」の存在なのです。教員が、普通の労働者とは比べられない職種だということは、おそらく教員採用試験の段階あるいは、採用後すぐに気づいていると思います。 その教員という特殊な職種なのにもかかわらず、その職

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          今日は5/1

          こんにちは、ももんがです。 今日のネットニュースにいくつかありましたが、5/1の今日は30年前にカーレースの決勝でアイルトンセナ選手が事故死した日になります。 もちろん94年のサンマリノGPのレースウィークは「暗黒の週末」と呼ばれるまでの大きな事故やドライバー2名が亡くなるという悲劇的な週末でしたが、そもそもこの94年のF1は開幕前からドライバーが回避できないクラッシュが発生していました。またサンマリノGPのあとのモナコGPでも大きなクラッシュがあり、有望なドライバーが一

          その時の判断は正しいのか

          こんばんは、ももんがです。 わたしは教員に正規採用された2年目に「うつ」を発症させました。今考えると、その当時の「うつ」に対しての認識ではとても恵まれた環境・待遇をしていただいたと思います。現在までの自分の待遇を考えると、その時に所属していた校長がとても理解があったと思います。 そして2校目では、「うつ」も落ち着いていました。わたしの能力をきちんと評価してくれる先輩教員がいて、管理職にもそれを伝えてくれ、わたしがきちんと評価されていると感じる環境を作っていてくれました。そ

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          極論 ~これが正しいとは思ってないけど~

          こんにちは、ももんがです。 さて教員の不祥事が年度末で多く発表がありました。そこでわたしが思ったことを記載しておきます。ただし、この意見は極論だと思います。気分を害されることが書かれているかもしれませんが、そういう方はそれ以上読み進めないでください。 正直、学校現場では不祥事で発表される事柄に近いものは頻繁に行われているような気がします。そしてその事柄の原因は正直98%は教員側の問題だと思います。 それではなぜ98%は教員の問題だと、わたしが考える理由は以下の通りです。

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          軽んじられていると感じる「職責」

          こんにちは、ももんがです。 某県の公立高等学校教諭を辞して、もうすぐ1年になります。それでもなお、教育界の動向が気になっています。 「教員の仕事」に関して、あまりにも「文部科学省」と「各教育委委員会」の考え方と「現場の教諭」の考え方に差があるのだと思います。 いつからか、「現場の教諭」が行っている「仕事」が教諭の仕事でなく、「自主活動」になってしまったことから、議論や認識がおかしくなってしまっているのだと思います。 これは「学校」というものがなぜ存在があるのかを、あまり

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