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「5・7・7・5・5」実験🧪その②「理由」〜式子内親王に触発されて〜
「先立つの
何故なら罪を
犯さぬため」と
誰が其を
引き止めん
⭐︎
百人一首の中で、最も好きなもの。
「玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば
忍ぶることの 弱りもぞする」
式子内親王
「希死念慮」とは一体何なのか、について
時々考えます。
きっといろんなパターンがあるのだと思いますが、あらゆることに恵まれて羨望を集めているような方でも、突然、究極の選択をされることがあるのは何故なのか。
人の心の中は本当に、身近な人であってもわかりません。
究極の選択を迫られる状況というのは、もしかしたら楽しい時間を過ごして帰宅して、一人きりになった時に、部屋の片隅にブラックホールが突然現れて、吸い込まれるような感じなのかもしれないと思ったり。
もし、そんなことが起こったら、抗えるだろうか。更にそれが人生上、何度も起こるとしたら、果たして寿命をまっとうするまで「それ」に全勝できるだろうか。だって、一回でも負けたら、そこでendなのだ。
優しくて純粋な人ほど、
「人を傷付けるようなことはしたくない」
「自分の心に正直でいたい」
この相反に引き裂かれるような思いをして、葛藤に悶えておられるのだと推測されます。
「罪を犯してしまう前に
大切な人を守るために」
もし、そんな動機もあるのだとしたら
私はどうやって引き留めることができるだろう。
世界には美しい面もあるのも
間違いのない事実のはずなのに。
説得できる自信がありません。
あの景色を見てもらいたい
あのお菓子も一度は食べてもらいたい
あの本も読んでもらいたい
あの音楽も聴いてもらいたい
…無力ですね。
でも、
諦めませんよ。
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