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「続けられることを」を続けて2年以上。ジュエリーからつながる、支援の輪。

『支援する人を支援する』を掲げて2022年3月に立ち上がった一般社団法人戦災復興支援センター(通称:WDRAC/ワドラック)も、早いものでもう少しで設立3周年をむかえます。

ワドラックはウクライナでの戦争をきっかけに立ち上がりました。
設立当初は日本でもウクライナでの戦争はセンセーショナルで関心の高い人も多かったことから、ワドラックに関わる人も、寄付をしてくれる人も多かったです。

ですが、あれからもう少しで3年。
月日が経つにつれ、世間の関心も、寄付も少しずつ落ち着いてきています。

ただ、それ自体が悪いことだとは特に思っていなくて、あのときのエネルギーがあったからこそできた支援、今もできる支援があります。

そして何より、支援者との「直接的なつながり」を大切にしてきたワドラックだからこそ、この活動をしていなければ知り合うことのなかった、#アンサングヒーローたちとの繋がりに価値を感じています。
#アンサングヒーロー :「名もなき英雄」WDRACが支援する、戦災に苦しむ人たちを助け、活動する人たちのことを指します。

私自身も、活動に注ぐエネルギーは設立当初よりは減りましたが、「無理せず、できる範囲でやれることをやっていく」という気持ちで今も活動に関わっています。
ワドラックで活動することは、支援に関わるということ以上に、出会えた人たちとの繋がり、活動を通じて感じられたこと・学べたことなど、得られたものが大きいなと、今もなお感じています。

そんなワドラックに今もなお、粛々と寄付を続けてくれている会社があります。

「寄付を続ける」という支援をしてくれている

株式会社フジモリという会社は、ワドラックが設立されてから間もなく、企業として寄付することを初めてくれました。
そして、それをそのままずーっと続けてくれています。

きっかけは、もともと代表の藤森さんがワドラックの代表理事の長尾彰さんと直接的なつながりがあったことでした。

フジモリさんはオリジナルハンドメイドのジュエリーの制作、販売等をされている会社なのですが、会社としてジュエリーを作ってお客様にお渡しする取引1件ごとに100円をWDRACに寄付するという取組みをされています。

ワドラックでも「とても素敵な取り組みだな」と感じ、HPでインタビューさせていただいた記事を掲載したり、YouTubeで配信しているラジオでお話を聞かせてもらったりもしました。

このインタビューの中でも書かれていますが、寄付をするにあたって、『長く続けられて、みんなが関われて、無理をせず、普段の仕事の中で支援ができる方法』というところを軸に今の寄付の仕方を決められたそうです。

「売上金額に対してではなく件数に対して100円」など、細かい部分まで考えて、自分たちにとって無理なく支援できる方法を模索されてきたのが伝わってきます。

社員のみんなでアイデアを出し合い、このようなプロジェクトを実践できる会社であること自体も素敵ですし、何より、ワドラックももう少しで設立3年になりますが、変わらず寄付を続けてくれていること、本当にありがたいです。

改めて、ワドラックが細く長くでも支援を続けてこられるのは、こうして細く長く寄付をしてくれる方と、支援するべきアンサングヒーローの存在があるからなのだと感じます。

誰かの助けになっていることを実感できるということ

ちなみに、ワドラックでは支援先のアンサングヒーローとは直接の知り合いを介して繋がることがほとんどで、支援を決定した後もオンラインツールなどを使って頻繁にコミュニケーションを取ります。

そうすることで、今現場では何が必要なのか、何のための支援なのか、支援する側の私たちも理解し、寄付者に対しても使途の透明性の高さを実現できています

それを示すエピソードのひとつとして、あるSNSで藤森さんが今年もワドラックへの寄付を行ったことを書いてくれた際に、ワドラック代表理事の彰さんがコメント欄を通じて、直近で支援を行ったアンサングヒーローをメンションし、フジモリさんと彼を繋げました。

アンサングヒーローである彼はイワンというウクライナ人で、藤森さんに直接お礼を言いながら、こんなことをしたよ!といった報告とともに写真を見せたりしました。

ちなみに、イワンがウクライナで子どもたちのサッカークラブの監督をしているのですが、彼の活動の詳細や寄付が何に使われたかなどは、以下の記事で詳しく紹介してくれています。

こういった些細なことでも、確実に被災地での困りごとに役立てている実感が得られるのはワドラックならではだなと感じます。

そして何より、頼り頼られた経験を通じて、いつか本当に会えたらいいね!と言葉を交わす人が世界にいる、そんな繋がりを持てるワドラックという会社もまた、改めて素敵だなと感じています。
(というか実際にウクライナに会いに行って一緒に支援活動をしたワドラックのメンバーもいます。)


自分でジュエリーを手作りできる…!

最後に、じつはフジモリさんで展開されているジュエリーの事業の中の1つ、『MITUBACHI』では職人さんと一緒に工房でジュエリーを手作りすることもできるそうです。なんだか素敵です。

うちは夫婦で特に婚約指輪も結婚指輪もないのですが、それは特に身に付ける習慣も必要性も感じていなく、「買う」ことに価値を感じられなかったからなんですが、、作るのはなんだか楽しそう・・・!

私は四国在住なのですぐに行ける場所ではないですが、長く結婚生活が続いたときの何かの記念にいいかも、なんて思いました。

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