クリエイターが考える「感動」を生み出すとは?
どうも!
フリーランスエンジニア兼ラッパーの隼です
今回のテーマは
「感動とは何か?」です
僕はHIP-HOPのMCとしての活動以外にも、
イラスト作成やデザイン、キャッチコピー、お笑いなども仕事や趣味として取り組んでいまして、
クリエイティブな活動であるがゆえに「感動」が切っても切れないんですね
僕の価値観の根底にも
人を楽しませたい!喜ばせたい!という思いがありまして、
理屈とは無縁に見える感情の揺れ動き、「感動」を理論から調べてみようと思い至りました
感動とは?
感動は辞書では以下で定義されています。
「ある物事に深い感銘を受けて強く心を動かされること。」(goo辞書 感動の項より)
感情が強く動くこと、と読み捉えることができます。
論文を読んでみたのですが
僕の理解力と要約力の範疇を優に超えていたのですが、
主に以下のような流れで感動が巻き起こされると読み取れました。
①作品のエピソードの理解
②感情移入
③希望的展開の達成・成就
④感動
僕の大好きなワンピースの
長年一緒に冒険をしたメリー号を弔うシーンで例えると、
①ルフィ達一味の無茶な冒険をメタ的観点で言うと実に10年近く支え続けた親友のような存在のメリー号
②お別れ(読み手は自身の別れの体験と重ね合わせる)
③話すはずのない船、メリー号から一味に対して感謝の言葉
(大切にされた船に稀に現れる妖精の存在も過去に語られている)
④感動(僕号泣)
と、こんな感じだと思います。
感動を生み出すには?
ここでクリエイター視点に戻って感動を生み出すにはどうしたらいいか、
僕の見解をまとめました
①共感できるものであること
共感できないことには人は感動できない、ということですね
上記で挙げた愛船との別れも
大切な人や仲の良い友達との別れを経験していない、
もしくはそれに準ずる作品に触れていない人が
別れのシーンだけを見たとして「何泣いとんねん」となるわけです
ここで僕が大事だと思うのは
自分が自身の体験の中でどれだけ感動してきたか、ということだと思っています
自分が感動をたくさんしていれば人が何で感動してきたかも分かりますし、
その感動を伝えたいという情熱にもなるわけです
僕もたくさんのチャレンジや経験で感動ある人生にしたいと思いました
②期待を超えるものであること
人は慣れる生き物です。
いくら感動的なシーンだったとしても
同じシーンを100万回繰り返して見たらおそらく初回に見た時よりも感動は薄れますよね?
薄れるどころか「もうええわ」となるかと思います
現代では映像や音楽などのコンテンツが充実していて、
誰でも気軽に楽しむことのできる時代です
そのため、僕自身作品に触れている時に「あーあれと似てんな〜」とか「たぶん次の展開はこうなるんだろな〜」と思ってしまう時があります
こうなってしまうともう作品を見る観点が
純粋に楽しむところから評価・評論へと移ってしまうのです
僕の悪いクセですね
つまるところ、感動を生み出すには
共感できるものである必要があるし、その予想を裏切り期待を上回る必要があると思います
作り手の腕が試されますね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は作り手としての視点がまとめてみましたが
日々の中で人を楽しませたり喜ばせようとすることって大事だと思います
人の感動がより分かるようになるために
僕もたくさんの経験をしてそれを伝えられるようになれればと思います
今回は以上です、読んでいただきありがとうございます♪
参考
『感動』喚起のメカニズムについて/戸梶亜紀彦
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/8/4/8_4_360/_pdf