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なんで?!に出会った時に~自分の”歴史”、相手の”歴史”~

なぜ、そうなる?
なぜ、それをする?
自分だったらその選択はしない。

そんなことに出会った時に、人は苛立ちを覚えたり、憤りを覚えたり、あれほど言っているのにと自分の無力感を感じたり。。。

想像できるシーンはあるでしょうか?

例えば

相手の身体を心配して、お酒やたばこ、糖分を控えるように言っているのにやめてもらえない。

こうしてみては?とアドバイスして、分かってもらえたような反応だったのに、一向に取り入れられる気配がない・・・のわりに、相談され続ける

とか。。。

最近、ある場で「その人にはその人の歴史がある」という言葉に出会いました。

歴史。

「事情」とか「理由」だと、言い訳みたいだったり、なんでこっちが相手の事情を汲んであげなきゃいけないのか!的な思いにもなりがちなのですが

「歴史」という言葉だと、相手の今へ至る数々の自分が知りえぬプロセスに自然と思いが至りました。

そのプロセスには、自らが望んで選択したものもあっただろうし、致し方なくそうせざるを得なかったものもあるかもしれません。その時はそうするしかなかった、なんてこともあるかもしれません。

これは、自分に照らしても同じことで。

なんでこんなことしちゃったんだろう。
なんで自分はこうなんだろう。

そこには、これまで積み上げてきた自分の数々の選択があり、自分なりの歴史があります。

1歳なら1歳なりの歴史が。
100歳なら100歳なりの歴史が。

そのどちらが偉い も すごい もなくて。
どんな歴史が良い も 悪い もなくて。

様々を経て、今そうである。

そして、これからどうする?

そんな方向へ、自分の頭を切り替えやすい言葉だなと思いました。

そんな相手を/自分を、そのまま継続させるかは別問題として。
まずは、「今そうである」ことを受け取ってあげると、これからどうするかを選択する上で、自分に自由さが増すように思います。

さて!私の新しい「歴史」の1ページを、今日も刻みます(#^^#)

自分が自分であることの喜びや幸せが広がっていきますように。
そんな思いを込めて。

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松本コミュニケーション研究所
松本コミュニケーション研究所は、人との対話を通じて自分の言葉を聴き、自分への理解を深めることで、目をつむりがちな日常にひそむリスクにいち早く気がつき、ひとつでも多くのリスクを回避いただけることを目的に活動をしています。いただいたサポートは、目いっぱい大事に活かします!