【ADHDあるある】「傘がない事件」で味わう絶望感…
「最近はどうですか?」 「前よりは良い気がします」
病院での診察を終え、そう答えた矢先の出来事でした。傘がないことに気づき、慌てて病院に戻ったものの、結局バスに乗り遅れてしまったのです。
これって、まさにADHDの日常なんです。急ぐときに限って必要なものがない。そして時間がなくなる。大切な約束に遅れてしまう。もう何度経験したことでしょう。
私の短期記憶の乏しさは、以前にも書いたことがありますが、今回の出来事で改めて痛感しました。それに加えて、地図が読めないほどの空間把握能力の低さ。人口の下位15%程度の能力しかないそうです。
でも、不思議なことに言語理解力は高いんです。このアンバランスさが、日々の生活をより複雑にしているのかもしれません。
傘一本のことで大騒ぎになってしまう。でも、これが私たちADHDの人間の現実なんです。完璧を求められる社会の中で、私たちは日々奮闘しています。
みなさんも、似たような経験はありませんか? ADHDの有無に関わらず、誰しも「しまった!」と思う瞬間はあるはず。そんな日常の小さな失敗を、少し優しい目で見守ってもらえたら嬉しいです。
さいごに。noteをきっかけに私に興味を持ってくださったあなたに、私自身のことをもっと知ってほしいと思っています。
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