好勝負の条件

スポーツでも格闘技でもゲームでも。見ていて血沸き肉躍る好勝負には夢中にさせる何かがある。今回は「好勝負の成立する条件とは何か？」と考えてみた。

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①対決者レベルの均衡　「どっちが強いんだ」

勝負する両者の戦力レベルが結果的に均衡しており、勝敗の予測が難しいことでと純粋に勝敗に興味がわく。一方的な展開にはなかなか燃えることができない。

②懸かっているものの大きさ　「ガンバレ、ニッポン！」

オリンピック応援が燃えあがるのは4年に一度、そのために積み上げてきたものを競い合うからだろう。しかも各国の代表者が個人的名誉のみならず国や支援者の期待や思いを背負っている。当事者への影響の大きさといいかえてもよいかもしれん。

③対決者レベルのある程度の高さ　「なんてハイレベルな戦いなんだ！」

観戦者から見て一定以上のレベルの高さが要求される。あまりに低レベルな同士の勝負では仮にレベルが近くてもげんなりすることがあり得る。運要素がない場合は展開予測が立ってしまうことすらある。

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バトルもの少年漫画の敵は基本的に主人公よりも強そうな演出がされるが、実は戦っていくうちに同等レベルでの勝負になる（主人公補正による場合が多いが）。

TRPGのエネミーや情報の与え方も同様でマスターがプレイヤーの力量を見ながら調整する面は少なからず必要だろう。