「集客地獄」から解放される方法① ~「自分の勝ちパターン」を見つける~
「もっとお客さんを増やさなきゃ…」
「SNSで発信して、新しいキャンペーンをやって…」
「ホームページを新たに作り直さないと…」
「チラシも作らなきゃ…」
もしこんなふうに集客に追われているなら、少し立ち止まって考えてみましょう。
自分のお客様がどこから来ているか、しっかり把握できていますか?
集客地獄から解放されるポイントは、「自分の勝ちパターン」を見つけることです。
1.「自分の勝ちパターン」を見つける方法
まず、お客様がどこから来ているのかを集計してみましょう。
今のお客様や新しく来たお客様全員に「どこで知りましたか?」と聞いてください。
これにより、どの集客方法が最も効果的かがはっきり分かり、効率的に集客できるようになります。
これからいろんな「勝ちパターン」の実例をご紹介します。
お客様にどう聞くかも、その後具体的にご紹介します。
2.クライアント事例①:ダンススクール
2つのダンススクールを経営されているクライアントさんです。
同じダンススクールでも、地域やタイミングによって集客方法が異なる実例です。
スクール①:Instagramが9割
立ち上げ当初はママ友に呼びかけて生徒を集めていましたが、その後生徒数は伸び悩んでいました。
そこで、インスタグラムを活用し、レッスンや発表会の様子を定期的に投稿。
徐々にその投稿を見て体験に来る子供が増え、今ではインスタ経由での問い合わせが増え、9割の集客を占めるようになりました。
スクール②:チラシが9割
こちらも立ち上げ当初は、知り合いの子どもから入ってもらいました。
その後、InstagramなどのSNSを使って集客をしていましたが、なかなか生徒が増えませんでした。
そこで、地域にチラシのポスティングをしたところ、次々に体験の申し込みが入り、順調に生徒数が増加。
今では新しいレッスンやキャンペーンごとにチラシを更新してポスティングを継続し、安定した集客ができています。
3.クライアント事例②:着付け教室
ホームページが6割、通りすがりが2割
ホームページを複数運用、Instagramも更新し、集客サイトも複数契約していました。
しかし、思ったように生徒数が伸びず、「もっと集客できるかも」とホームページの作り直しを検討していました。
実際に集計してみると、全体の6割がホームページ経由とわかり、今のホームページでも集客力があることがわかりました。
また、教室の立地が人通りが多いことがあり、通りすがりも2割いることがわかりました。
この結果を受けて、
・ホームページの大幅なリニューアルは見送り
・集客サイトを解約
コストの削減を実現できました。
また、これまでやっていなかった
・ホームページにキャンペーンやイベントなどの掲載
・看板やチラシなどの店頭設置方法の変更
など、コストをかけずに集客が上がる方法を実施して、効果的な集客を実現しました。
4.クライアント事例③:シェアサロン
集客サイトが9割
美容室、ネイル、アイビューティーを提供しているシェアサロンです。
サロンの立ち上げ時に、2つの集客サイトと契約し、オープン時にチラシのポスティングを行いました。
集計を続けた結果、1つの集客サイトが9割の集客を占め、もう1つのサイトとチラシはあまり効果がありませんでした。
そこで効果がない集客サイトの契約を解除し、効果のあった集客サイトに絞って、クーポンや新メニューなどの更新を活用した結果、安定した集客ができるようになりました。
5.聞き方の実例
実例①:既存顧客(着付け教室)
在籍している受講生に、目的や選んだ理由と合わせて、どこで知ったかをアンケート用紙に記入していただきました。
実例②:新規顧客(ダンス教室)
Googleフォームで体験の申込みを受け付け、その質問項目の中に、どこで知ったかを入れました。
6.まとめ
いくつかの事例をご紹介しましたが、事業内容や地域の特性、タイミングによって、最適な集客方法は異なります。
だからこそ、今の「自分の勝ちパターン」を知っておくことが重要です。
集客に追われていると感じているなら、一度立ち止まって、まず自分のお客様がどこから来ているかを確認してみましょう。
聞き方の実例もご紹介しましたので、ぜひご参考にしてください。
闇雲にSNSを頑張ることが正解とは限らず、ホームページや集客サイトやチラシにかける費用が無駄になる場合もあります。
現状としっかり向き合い、あなたのビジネスに最も効果的な集客方法を見極め、それに集中することで、集客地獄から解放される道が開けます。
あなたのビジネスに合った効率的な集客戦略が見つかりますよう、心から応援しています。
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