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谷を埋める、山を作る—そのために、空を見つける

日々の生活は、「谷を埋める」と「山を作る」の繰り返しだ。

食器を洗う、掃除をする、洗濯をする。仕事の課題を片付け、ご飯を食べ、風呂に入り、寝る。
こうした MUSTタスク は、暮らしや仕事の基盤を整える「谷を埋める」行為だ。
これを怠れば、生活は乱れ、仕事も滞ってしまう。

一方で、スキルアップのための勉強や読書、発信活動、新しいチャレンジ、筋トレやジョギング。
こうした WANTタスク は、自分を成長させ、人生の可能性を広げる「山を作る」行為だ。

理想は、谷を埋めながら山を作ること。

しかし、ほとんどの人が「やりたいことはあるのに、時間がない」と感じている。
では、本当に時間がないのだろうか?

時間がないのではなく、空いている時間を見つけられていないだけ

1日を振り返ると、無意識に過ごしている時間がいくつもある。

・なんとなくスマホを眺める
・目的もなくネットサーフィンをする
・テレビや動画を流し見する
・やるべきことを後回しにしてダラダラする

こうした時間を積み重ねると、1日で1〜2時間、場合によってはそれ以上の「空白」が生まれている。
つまり、時間がないのではなく、空いている時間を見つけられていない だけなのだ。

朝と夜の「空」を見つける方法

谷を埋め、山を作るためには、まずは朝と夜の時間を見直すことが重要だ。
そのための具体的な方法として、自分の行動を書き出してみる ことをおすすめする。

やり方はシンプルだ。朝と夜、それぞれどんなアクションをしたか、1アクション1枚の付箋に書いてみる。

例えば、朝の流れを書き出すとこうなる。

  • トイレに行く

  • 体重計に乗る

  • 水を飲む

  • ???

ここで、「WANTアクション」を15分だけ入れることはできないだろうか?
違う色の付箋を使い、「読書」「日記」などを追加してみよう。
そして、いつも通りの次のアクションを書き足す。

  • 身支度をする

  • 朝食をとる

  • 出発の準備をする

こうして書き出すと、意外な「空」が見つかることに気づくはずだ。
これまで何気なく過ごしていた時間の一部を、「山を作る」ための時間に変えられないだろうか?
この問いを持ち、少しずつ組み替えていくことで、一日の時間の使い方は確実に変わる。そして、より充実感が増していくことに気づくだろう。

「空」を見つけることで、人生が変わる

「空」とは、ただの余白ではない。
それは 「意識的に確保した、未来をつくるための時間」 だ。

谷を埋めるための空(スムーズな生活を送るための時間)
山を作るための空(成長や挑戦に使う時間)

この「空」を意識的に見つけることで、生活の充実度が大きく変わる。
逆に、「時間がない」と嘆く人は、まだこの「空」を見つけられていないだけなのかもしれない。
まずは1日を観察することから始めてみよう。

「空」を見つけるワーク|習慣化セミナー開催

私が所属している「習慣化コミュニティー」では、月に一度、習慣化の学校プログラムを通して習慣化コーチになったメンバーが「習慣化セミナー」を開催している。
次回の2/22は、私が担当し、この「空を見つけるワーク」を実践する予定だ。

習慣化コミュニティーメンバー向けのセミナーです。

習慣化したいことがあるのに、時間が取れない。
やりたいことがあるのに、なかなか行動に移せない。

そんな人こそ、この機会に「空を見つける」習慣を手に入れてほしい。
谷を埋め、山を作るために、日々の中にある「空」を、一緒に探してみよう。

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牛尾恵理🌈習慣化コーチ|習慣化の学校
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