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エニアグラム別・納得して捨てる方法〜タイプ1〜

こんにちは、片づけ習慣化コーチの牛尾恵理です。

前回に続き、今日から、納得して「捨てる」方法について、エニアグラム別に考察していきたいと思います。

まず、タイプ別の「根元的恐れ」について引用します。

1 自分が悪く、堕落し、よこしまで、欠陥があることを恐れる             
2 自分が愛されるにふさわしくないことを恐れる                   
3 自分に価値がないこと、本来価値をもっていないことを恐れる             
4 アイデンティティや個人としての存在意義をもっていないことを恐れる         
5 役に立たず、無力で、無能であることを恐れる                   
6 支えや導きをもたないことを恐れる                         
7 必要なものを奪われ、痛みから逃れられないことを恐れる               
8 他者に傷つけられ、コントロールされることを恐れる                 
9 つながりの喪失、分裂を恐れる                           

新版 エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ

自分がどれが強いかなと想像してみてください。

「捨てる」というシチュエーションにおいて、それぞれのタイプで、どんなセルフトークが現れそうかを想像しつつ、その対策を考察してみます。

タイプ1のセルフトーク

タイプ1の根元的恐れは・・・

1 自分が悪く、堕落し、よこしまで、欠陥があることを恐れる    

この恐れを持っていると、「捨てる」という場面で、こんなセルフトークが起きそうです。

まだ使えるし、捨てるのはもったいない。
捨てたら後悔するかもしれない。
いつかまた必要になるかもしれないので、とっておこう。

この時、無意識下で信じているのはこんなことではないでしょうか。

・まだ使えるものを捨てるのは、良くない。捨てるなら、ちゃんと最後まで使い切るべきだ。

・軽率に捨てるのは、良くない。「なぜ捨ててしまったのか」という自責めは絶対にしたくない。

・ちゃんと管理すれば、いつか必要になった時に「間に合う」。それはとても良いことだし、そういうことができる人でありたい。

その結果、タイプ1は、しっかりとモノの管理をしようとし始めるかもしれません。

本気になれば、倉庫管理のプロレベルで、モノを運用できるかも。

でも、それが行き過ぎると・・・
ちゃんと分類・整頓して「しまった」ものの、使わずにそのまま
ということになるかもしれません。

つまり、家がデッドストック(死蔵品)だらけの、倉庫状態に・・・!

セルフトークを置き換えてみる

そんな時は、先ほどのセルフトークを、例えば次のように置き換えてみてはいかがでしょうか。

まだ使えるし、捨てるのはもったいない。
→まだ使えるうちに、欲しい人に譲ろう。

捨てたら後悔するかもしれない。
→捨てないことで、後悔することだってある(のびのび暮らすはずの家がギチギチとモノの詰まった倉庫になってしまう)

いつかまた必要になるかもしれないので、とっておこう。
→いつかまた必要になったら、その時、改めて手に入れればいい。自分が困っている人を助けるように、自分が困った時には、きっと助けてもらえる。

大切にしていることと、「捨てる」を繋げる

タイプ1が大切にしていることは「正しさ」です。

自分が所属しているコミュニティの中で、”自分は「ちゃんと」「正しい」ことを実践している”と感じられていると、タイプ1は安心し、自己肯定感を感じることができると思います。

もしそうなら、ぜひそのコミュニティを、「地球」規模で広げてみてください。

地球は、「生態系」というシステムで絶えず循環しています。

人類の大切な役割の一つは、その生態系システムの邪魔をしないこと。

すでに何十億年とかけて出来上がった最高の循環システムが、つつがなく作用するためには、あなたも、あなたが所有しているモノを「循環」させる必要があります。

ちゃんと、土に還るものを選ぶこと。必要以上に持たないこと。

地球から借りたものは、返すこと。

この地球に住まわせてもらっている以上、しっかりお役目を果たしていきましょう。

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