どう分ければ、捨てられる?(エニアグラム別考察・タイプ4編-4)
こんにちは、片づけ習慣化コーチの牛尾恵理です。
片づけを成功させるための最大のポイントは、「いかにモノを減らすか」。
でも、いざ捨てようとすると、どれもこれも必要に思えて、判断できない・・・
そうお悩みの方に向けて、エニアグラムの「9つの性格タイプ」別に「こう分ければ、捨てられるかも?」という考察をしていきたいと思います。
少しでも判断基準を作るためのヒントになれば幸いです。
今日は、前回↑の続きになります(今回がタイプ4の最終回です)。
こう分ければ、捨てられるかも?(タイプ4への3つの「分け方」提案)
1、「今、すごく好き!」かどうかで分ける(前回解説)
2、秀作か、ボツ作品かで分ける
3、今後のリソースになり得るかどうかで分ける
2、秀作か、ボツ作品かで分ける
多くのタイプ4は、なんらかの表現活動をしていると思います。
没頭して何かに打ち込むのは楽しいものですが、「やったー!できた〜!」と満足のいくものが仕上がった背後には・・・
おびただしい数のボツ作品や、書き(描き)損じの紙たちがそこかしこに、とっ散らかっているかもしれません。
紙などのモノは少なくとも、「とりあえず保存」したデジタルファイルはもはや管理不能のお手上げ状態?
そんなモノやファイルに対しては、端から一つ一つ「いる・いらない」を仕分ける必要はありません。
■ピックアップ法を使う
そういうものに対しては、ピックアップ法を使います。
狙うタイミングは、まさに一作品仕上がった後、さて新たに次の作品にとり掛かるか、となるまでの一休み期間。
しばし振り返りの時間を取り、例えば仕上がりに至るプロセスの中で、大きなひらめきをメモした紙や、「これはなかなかよろしい」という出来栄えの「秀作」のみを数点ピックアップします。
それ以外は全部「ボツ」!・・・と、ひとまず仕分け。
とはいえ、どんな「ボツ作品」や「ちゃら書きメモ」も、貴重な自分の時間とエネルギーを投入したものですから、すぐに捨ててしまうのは忍びないものですよね。
なので、ボツ作品は「時間軸」で一時保管(保存)をするのがオススメです。
■ボツ作品は「時間軸」で一時保管
時間軸での一時保管のポイントは3つあります。
①ラベリングする
②スペースを決める
③期限を決めて、ラベルに書き込む
①ラベリングする
例えば、大きめの封筒や紙袋、箱などを用意して、メモ紙や付箋などを貼り付けて「ラベリング」します(デジタルならフォルダ)。
そして、今、身の回りにある全てのボツ作品を、そこに放り込んでしまいましょう。
②スペースを決める
放り込んだら、その「一時保管」するものたちをどこにしまうのか、スペースを決めます。
保管するということは、それらに対して、「スペース」と「家賃」がかかっているということ。
「とりあえず取っておく」ものが多ければ多いほど、「固定費」が発生すると自覚した上で、「ここよりは増やさない。ここから溢れたら、古いのから押し出して捨てていこう」と線引きすると、手放しやすくなると思います。
③期限を決めて、ラベルに書き込む
最後に、それらをどれくらいの期間保管するか、期限を決めて、ラベルに書き込みます。
例えば、こんな感じ。
片づけ日:2021/5/**
保管期限:2021/8/**まで
期限の決め方は自由!
住宅事情、お財布事情、作品の性質によると思いますので、なんとなくしっくりくるという自分の感覚で決めてくださいね。
3、今後のリソースになり得るかどうかで分ける
さて、そうやってしばらく寝かせたボツ作品や、お気に入りだったものたちのスペース的限界や期限が来たら、いよいよお別れの時です。
その時には、袋や箱をざっと見直して、今後のリソースになり得るかどうかで分けてみるのがオススメです。
分けると言っても、さっきのピックアップ法でOK。
数ヶ月寝かした後だと、モノとして取り置かなくても、「もう自分のリソースになっている」と思えるものもたくさん出てきます。
それを実感できれば、すんなり手放せるかもしれません。
よければ、どれか一つでも試してみてくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございます^^
あなたの片づけライフ、応援しています!