エニアグラム別・納得して捨てる方法〜タイプ2〜
こんにちは、片づけ習慣化コーチの牛尾恵理です。
前回に続き、納得して「捨てる」方法について、エニアグラム別に考察していきたいと思います。
タイプ2のセルフトーク
タイプ2の根元的恐れは・・・
この恐れを持っていると、「捨てる」という場面で、こんなセルフトークが起きそうです。
これは大切な人からもらったものだから、捨てるのは失礼だ。
これがないと、誰かの役に立てないかもしれない。
捨てたら、これにまつわる思い出も消えてしまう。
この時、無意識下で信じているのはこんなことではないでしょうか。
・モノのやり取りは、あの人と繋がっている証だ。
・良いタイミングで、これを必要としている人に渡したら、きっと驚き、喜んでくれる。
・これがあれば、あの人との思い出をいつでも何度でも味わえる。
その結果、タイプ2は、ありとあらゆるモノを「思い出だから」と取り置いてしまうかもしれません。
度が過ぎれば、全く使わないお土産品はもちろん、お出かけ先で手に入れたパンフレットやレシートまで・・・
当然、収納は、どこもパンパン。
「しまうところがないから」と収納用品が増え、じわじわと生活スペースを圧迫してきてしまうかもしれません。
セルフトークを置き換えてみる
そんな時は、先ほどのセルフトークを、例えば次のように置き換えてみてはいかがでしょうか。
・モノのやり取りは、あの人と繋がっている証だ。
→言葉のやり取りは、あの人と繋がっている証だ。
・良いタイミングで、これを必要としている人に渡したら、きっと驚き、喜んでくれる。
→私は目の前の人が今必要としているものがわかるが、それを直接あげるのは全て私がやらなくてもいい。誰かに私がお願いして代わりにやってもらってもいい。
・これがあれば、あの人との思い出をいつでも何度でも味わえる。
→これがなくても、あの人との思い出は記憶の世界で、いつでも何度でも味わえる。
大切にしていることと、「捨てる」を繋げる
タイプ2が大切にしていることは「愛」です。
他者と自分との「愛」のやり取りこそ、生きる喜び!
でも・・・、「愛」は、目に見えません。
表情とか、声のトーンとか、温もりとか、湿り気とか、鼓動とか。
それらの感覚を、モノが引き金となって思い出せるということはあるかもしれません。
でも、モノ本体がなくても、あの人を思い出そうとすれば、あなたの脳の中には、ちゃんとそれらの感覚的な記憶が残っていて、何度でも味わうことができます。
モノを捨てても記憶は、ちゃんと残ります。
もし、忘れちゃったとしても、その程度のつながりだった、というだけ。
あなたが心から大切に思っているつながりに関する記憶は、モノを捨てたくらいでは消えません。
だから、安心して、一つ一つ手放していきましょう。
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