無茶したいお年頃
最近の私は無茶している。
疲弊している体にムチを打って楽しい・好きを優先させています。
睡眠時間削って早起きして映画館へ足を運んだり、読書会へ行ったり。
休日もゆっくり身体を休めることはなく、先日は古本市に参加してきました。
読書会仲間さんと一緒に出店。私は出店する側としての参加は初です。
本を読む楽しさや喜びはもちろん知っていましたが、本を売る楽しさや喜びを初めて体験しました。
あまり訳には立てなかったけれど、本当に幸せなひとときでした。
これからも、読むだけではなく色んな形で本と関わっていきたいと強く思いました。
そして昨日はお仕事前にまた早起きして眠たい目こすりながらシロズク画工室で開催された「言語造形講座体験コース」に参加してきました。
講師は稲尾教彦さん。
シュタイナーという思想家のことは母や妹から名前は聞いていたけれど、どんな方なのかはよく存じ上げませんでした。なんとなく自由で人間らしさを教える教育かなぁくらい。
さて、初めての体験で少し緊張しましたが、母も一緒でしたし母の素敵なお友達のみなさんがいらしたのもあるし、シロズク画工室の優しい雰囲気もあり、心地よいひとときでした。
遠くを見る、体を動かしながら声をだす、狂言の世界に触れる。
稲尾先生の優しい語りに心がほだされる。
そんな体験をしながら、自覚はあったものの私の体はこんなガチガチに縮こまっていたんだと驚愕しました。
可哀想な私、うすうす気づきながら放ったらかしにしててごめんね。
不思議となんだか解放された気分。
そして、先日拝読した「弓を引く人/パウロ・コエーリョ」と言語造形で教えていただいたことが通じるところがあるとも感じました。
私が自己紹介をする際に「読むことも書くことも好きでことばというものをもっと深く知りたかったからというのと、eriさんのお人柄に惹かれシロズク画工室で開催されるならばぜひ参加したいと思ったのと、大好きな母が勧めてくれたので間違いないだろうと思い参加した」みたいなことを言ったんですよね。
自分をよく見せたくて言ったわけではなく、自然と口をついて出た言葉だったんですけども……
参加されていた方のおひとりで、母とも仲良くしてくださっている方が
「お母さんのことが大好きという言葉にキュンとした」とおっしゃってくださって、なんだか胸が熱くなりました。
その方はね、母から名前は伺っていたのでお会いできて嬉しかったです。他に参加されていた方もみんな素敵で、こういう人たちのいる世界で私も生きていきたいと深く思いました。
講座の後は長崎から来てくださったKimagure Noraさんのインドカレーでみなさんとランチ。
身体に優しい食べ物って口に入れた瞬間にわかるものですね。そして、店主さんたちのお人柄もスパイスとして織り交ざっているような。美味しすぎた〜。
稲尾先生の詩集と焼き菓子も購入♡
こんな感じで日々寝不足だけど、心は満たされています。
私がなぜこんなに無茶するかというと、お仕事だからと色んな好きなことを我慢しているのに心身ともに疲弊して。
もし自分が突然この世を去るようなことがあったら絶対後悔するし、今のように心身ともに疲弊するようなお仕事に縛られず自分らしく生きる生き方を見つけたくて手探りしているからです。
もう少ししたら折り返しの年齢。
いい加減そろそろこれからのことを見据えていかないと。
両親にももっと平穏に楽しく過ごして欲しいし、自分の好きを活かしていきたい。
だから、私は無茶をします。後悔したくない。
明日は、読書会仲間さんとランチ&書店めぐり。楽しみだぁ〜🫶
シロズク画工
Kimagure Nora
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