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松本本屋案内 2

枯淡苑

松本駅から開智学校へ向かうバスに乗って終点1つ前で下車。そこから松本城方面へ戻ると今回訪れた枯淡苑はあります。

枯淡苑

古い民家をリノベーションした本屋で、新刊と古書をミックスさせて販売しています。わりあい新刊多めかもしれません。
「あなたが”インターネットとうまくつきあう”ことができるよう、Digital Well-being をテーマに、インターネットとの関わり方を考えられる本を主に扱っています。」との店のホームページの通り、インターネットや最近のテクノロジー系の新刊書が多めでした。自分の仕事に近い分野の本なので、結構面白い棚でした。それ以外にも、ちくま文学の森のレーベルなど、文芸にも力を入れているように見えました。本以外にもグッズ(ブックダーツ)やドライフラワーも販売しています。
自分が巡った本屋の中で、この分野を積極的に置いていくタイプの本屋は初めてでした。
本を選んで会計、のタイミングでちょっとお話。実は店主とは以前、奥多摩ブックフィールドで開催された一箱古本市にてお会いしており、今回およそ4年ぶりの再会となりました。本当にご無沙汰していました…(やや一方的でしたが)今の仕事やその他本屋巡り関連の近況報告などなど。その中で「あのZINEはどうしました?」という話が。「あのZINE」は『本屋の本の本』のこと。わりと自分の中でまだどうしようか迷っていますが、正直なところ、HABから出ている『あの本屋のこんな本』という本が出てきたので、この本が実質的な後継になったのかなぁ、と思ったりしています…

今回買った本

今回買った本は『「本の寺子屋」が地方を創る』(東洋出版)の1冊。たまに塩尻市立図書館の名前は聞くことがあり、気になったので購入。地域と図書館の関係性について見るにはいい本かもしれません。ただし自分は図書館について専門的なトレーニングを受けていない(本屋然り出版業界全般についてもそう)ので、基礎的な図書館関係の本を脇に置きながら読むのがいいかもしれません。

今回訪れた枯淡苑については↓


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