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すべての過去は、未来への踏み台にすぎない -2022年振り返り-

もう大晦日。
例年以上にあっという間の一年だった気がする。

今年を漢字一文字で表すとしたら「動」「挑」「迷」あたりかな。
2021年はほぼ悩みもなく楽しい1年だった反面、2022年は正直人生の中で1番ではないものの、なかなかにしんどい一年だった。
大きな大きな苦しい出来事や忘れられないほどの悲しい出来事があったわけではないんだけど、どこか暗闇にひとりぽつんといるような、なんとなく満たされない感情がずっと心を蝕んでいるような、じんわりなんだかうまくいかないことがずっと出現し、自分の将来や自己に対しての小さな壁が年中現れ、悩みすぎて蕁麻疹がでたり、体調不良が続いたりと、見えない何かと戦ってもがいていた一年だったなと思う。
とはいえ苦しいことばかりではもちろんなくて、いいことに目を向ければ、やりたいこともたくさん増え、ピラティスの資格をとってみたり、副業をやってみたりと、今振り返ると案外いろいろ悩みながらも挑んだじゃん!と自分を少し褒めてあげようと思う。
他にも国内をたくさん旅して、大好きな人たちと沖縄にいったり、京都にいったり、広島に行ったり楽しい思い出も沢山できた。
そして、2022年の始まりに立てた「昇格する」という目標も春先には達成できて、今年はさらに大きく任せてもらえる範囲を広げられたなとも思う。

いいことも沢山あった半面、心が乱され、感情がぐちゃぐちゃになることも多かったけど、生きていればそんな年があってもいいと思う。腐りかけた時もあったし、自分なんてと思う夜もあったけど、ずっと心の奥底の核だけは守り続けたい。どんなに自分を大切にできないときがあっても、もういいやって自暴自棄になっても、いつかあの時の自分がいたから今の自分がいるって笑える日が来ると信じている。『すべての不幸は、未来への踏み台にすぎない』ってどこかで読んだ。だから大丈夫。

と、前段がとっても長くなったし、大晦日ぎりぎりになるまで振り返りnoteを書くか迷っていたけど、自分自身のために書き記そうと思う。

1月

年末から1か月ほど実家でゆったりと過ごしつつ、2月の担当案件に追われていた日々だった気がする。(あまり覚えていない。)
そして、後半は見事にコロナに。心配した友達がギフトをたくさん送ってくれたりと、ひとの優しさを実感したなあ。

2月

栃木に住んでいる友達んちで1週間リモートしながらゆるっとダイエット。
今や心の拠り所(別称:恋のマジカル(名前の癖))のお姉さんたちと鎌倉ドライブしたのも、大好きな友達が結婚式をしたのも2月。あぁ、ずっと一緒にいてもストレスフリーで存在を全肯定してくれる友達は本当に、ありがたい存在だな。

3月

日本はこれだけ平和で、平和ボケしている最中、違う国では戦争が始まった。自分がこんなに安心安全でいいのか?無責任なのか?と思いつつも助けに行くなんてできないし、変に偽善者ぶるのもなんか違うしと頭を抱えた月だった。だからこそ、まずは周りの人たちを大切にしよう、と改めて思った記憶がある。
そして佐賀に1か月程帰省。佐賀にいるとぶれぶれの心が落ち着き、まっすぐな気持ちが保てる。大切な人たちと同じ屋根の下で暮らすって本当にいいなあ。

4月

相変わらず、平日はリモートで仕事し夜は街に繰り出し、週末も沢山友達と遊んで、の日々。楽しいんだけど、毎日同じ日々にモヤモヤし始めていた気がする。社会人1,2年目はこのTHE OLみたいな生活がとても楽しかったけど、3年目から自分の稼いだお金でおいしいランチやディナーを食べても、同じ毎日の繰り返しなことに飽きてきた頃だった気がする。
そんなときに、少しやりたいことが見え始め、フィットネスの副業をはじめた時でもあった。

5月

まあまあ大きめの担当案件がローンチ。
自分の成長を少し実感した。そして昇格(2022の目標にしていた)して、嬉しかった。25歳になった。周りの人からの祝福が心に染みまくった。
そして夏が近づいてものすごくワクワクしていた。

6月

キラキラした初夏を楽しんだ。
ピラティスの資格をとるための講義を受けた。
そして、自分の感情とは向き合わないで、ひたすらに他のことに目をむけて、自分の心を騙していたような?今となってはね。

7月

案件の上司が急遽辞めることに。いい上司だったし普通に好きだった反面モラハラがすごかったから何とも言えないけど、ここあたりから仕事の人間関係が安定した。
プライベートでは、なんとなく「満たされない」という感情が心を蝕んでいて、ずっとモヤモヤが心に残っていていろんな人の前で泣いたなあ。
それを埋めるかのようにいろんな人に頼った。
本当にクォータークライシス真っ只中だったし、自分の感情と行動が一致しない日々でとっても苦しかったなあ。(あのとき話をきいてくれた皆様、頼らせてくれた皆様、本当にありがとう。)

クォーターライフ・クライシスとは
クォーターライフ・クライシスとは、20代後半〜30代の多くが経験する心理状態のことだ。同年代の人が自分よりも輝いて見えたり、自分らしさを見失ったりする状態を指す。

8月

クォータークライシスの代償により、蕁麻疹がでるくらいなぜか心が疲弊していた。今思うと、大したことないのになんで?って笑えるんだけど、あのときは本当に、意味なく急に涙がでてきたりして、さすがに自分で自分が心配だった笑
このタイミングで一度佐賀でゆっくり過ごせたのは本当に良かった。

9月

少し遅れた夏休み。月の半分以上は旅行していて、大好きな人たちと広島、京都、大阪、沖縄に。コロナ明けてこんなに旅行をするのは大学生ぶりで社会人になって旅行にかけられる費用が格段にあがって、大人になったのを実感。本当に楽しくて刺激的で、だけど温かくて心が落ち着く1か月だった。

10月

ピラティスの資格が取れて、オフラインレッスンできたのとても嬉しかったし、また新たな課題と自己の弱さにぶつかった月だった。
とりわけ嬉しいことが起きたり、とふわふわした1か月だった。

11月

悲しいことも、動揺した感情も、うまくいかないことも全部お酒で流した。飲んで飲んで飲んだ1か月だった。そういうときがあってもいいけど、来年はもうちょっとお酒を減らしたい。お酒に身を任せすぎることなく。
あとはワールドカップも最高に感動したし、少しだけど仕事でも携われてうれしかったなあ。

12月

いろいろと反省することも、自分に負けて後悔したことも、どうにでもなれと安易すぎる行動をしたときもあった。仕事も一歩まちがえればミスにつながることが起きたりと、もっと一つ一つ丁寧に、そして一時の感情にふりまわされないように、未来の自分を大切にしなければと改めて痛感した師走だった。

しんどい一年だったと思っていたけど、こう振り返ってみるととても楽しくて充実した一年だったなとも思う。
ないことに目を向けることはものすごく簡単で、つい他人と比べて自分のないものを埋めなきゃと焦ってしまうけど、私にはたくさんの愛を贈ってくれる家族や友人がたくさんいて、仕事に関しても大きな不満はなにひとつなく、やりたいことを自由にやらせてもらえている。これ以上の幸せはないなと、年の瀬になって改めて気づいた。

とはいえ来年、「今」と「ありのままの自分」と「大切な周囲の人たち」を大切にしつつも、今を維持、継続するつもりはなくて、ちゃんと自分をアップデートしていきたい。THE OLみたいな生活も楽しいけど、それだけでは満たされないんだとも思う。だからこそアップデートしていく。来年はどんな自分になれるかな。ワクワク、楽しみだ。腐らず、

さらに自分を好きになれる1年に。

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