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イギリス旅行記 3


領主館の秘密の小部屋


Day 9 to Day 10


今回はカントリー・ハウスの内部を見学した日の記録がメイン。
えへへ、写真を撮りまくっちゃいました。

というのも、実は私、ヨーロッパ風の異世界を舞台にした恋愛小説を書いているのです。
取材(取材?)、楽しいー!



Day 9


ノーサンバーランド公爵家の邸宅、サイオン・ハウス
遠目に見ると小さいけど……
近づいていくと、その規模がわかります
一歩中に踏み込めば、そこは壮麗なエントランスホール
ホールからアンテルーム(控えの間)へ
控えの間は神々の像に囲まれています
晩餐会が行われるステートダイニングルーム(大食堂)
豪華な暖炉や女神像
ギャラリーを兼ねたドローイングルーム(応接室)
実務的な雰囲気の書斎
40m以上あるロングギャラリー
たくさんの本が並んでいる様子は、まるで図書館!
美しい装丁の古書は芸術品のよう
でも、実は一部の書棚は隠し扉なのです
庭側にはタレットルーム(小塔)が何か所も
エリザベス女王の写真が飾られていました
ロングギャラリーの突き当たりには秘密めいた小部屋が
優雅な丸天井から可愛らしい鳥かごが吊り下げられています
貴婦人が内緒話でもしていたのでしょうか
ここは寛ぎ用の書斎かな?
シッティングルーム(居間)
ダイニングルーム(食堂)
階段室を通って2階へ
居住スペースと階段室は扉で区切られています
2階の廊下から屋根の上を見ると……
ノーサンバランド公爵家のシンボルであるライオンさん
2階の見どころはプリンセスの寝室
こちらはエドワード朝様式のステートベッドルームで、母親の公爵夫人が使っていたみたい
見事な天蓋ベッド
娘であるプリンセス・ヴィクトリアのベッドルーム
ステートベッドルームとこのベッドルームはNursery Passage(前室のような部屋)でつながっています
1階に戻って、インナー・コートヤード(中庭)へ
館内ツアーはこれで終わりです
そのあと庭園を見学しました
サイオン・ハウスの庭園の目玉はグレート・コンサバトリー(大温室)
19世紀初頭に造られたガラス建築
両翼の建物の右側から中に入ります
大きなソテツがお出迎え
中央には全面ガラス張りの大天井
左翼には大きな水槽がありました
1851年に開催されたロンドン万国博覧会で話題となった……
クリスタル・パレス(水晶宮)のモデルだそうです
クリスタル・パレスは現存していないので、グレート・コンサバトリーの天井を見上げて想像
帰り道、ひっそりとした看板を見つけました
18世紀の氷室
湖の氷を割って運び込んでいたとのこと


Day 10



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