東京寫眞帖 : 旧池尻川
記憶格納庫 : 2015年5月24日
池尻川暗渠
地図をぼんやり見ていた時のことです。
大森駅から西へ伸びるジャーマン通が環七とぶつかる馬込銀座交差点のあたりに、気になる道を見つけました。
環七を一本、大森側に入った道がやけに蛇行していて、ひょっとしてこれは川の跡なのでは？ と思ったのです。
ネットで検索してみるということを思いつかないまま自転車を走らせて、現地に行ってみました。あの日は5月も末でもはや夏の陽気、とにかく暑かったことを覚えています。
ゆるくうねる件の道は、自転車だとあっという間に端から端まで辿り着いてしまいます。
が、その終点、環七と合流するあたりに（たしか）「旧池尻川」という標識が出ていました。
暗渠好きの自分の勘が当たって嬉しくなり、またジャーマン通り側まで戻って、もう一度川筋をたどりました。
（これ、自転車だからできることですね。歩きだったら戻って歩き直すことは面倒でやらなかっただろうと思います）
ということで、ジャーマン通側からたどった旧池尻川の写真をいくつか。
この食堂、まだあるのかな。
高低差があるのが見えますでしょうか…
ふつうの住宅街の道路の写真ですね（笑）
この道の近くには厳島神社があって、こんど池尻川を再訪する時はお詣りしようと思っていたのですが、いつのまにか7年が過ぎていました！…