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無花果とクリームチーズの オートミールサンド

オートミールが好きな方はもちろん、
苦手な方も印象が変わるかもしれない
オートミールを使ったクッキー生地。


食感はざくざく。
噛み応えあり、グラノーラが好きな方には
ハマるはず。

今回のレシピは、娘が考案。イベントでお出ししたのですが、すぐに完売してしまいました。
ありがたいことです。




今回はオートミールをブレンダーで粉砕し、
粉として使いました。


普通のクッキーを作る要領と変わりません。
材料も
卵黄、バター、きび砂糖、だけ。
(アーユルヴェーダではバターからギーにしますが
今回はこのまま使いました)


オートミールとは
燕麦(エンバク)を脱穀し、加工したもの。
オートミール自体はグルテンフリー。
ただし製造段階で小麦が混じる場合もある
その場合は裏の食品表記を確認するしかない。グルテンが気になる場合にはオートミール100%、などの表記があるものを選ぶこと


アングロアメリカでは燕麦を押し潰すかカットした加工品をオートミールと呼ぶ。また、状に調理したものを指す。それ以外の英語圏では燕麦を挽いた粉製品を意味する。
オートミールは加工の仕方によって種類があり、粒をそのまま残した「トラディショナル」、ひきわりの「クイッククッキング」、そしてさらに細かい「インスタント」に分かれる[4]。
その他、既にパウダー状に加工されたオートミールパウダーがある。
オートミールから、特に水溶性食物繊維に富む外皮のみを取り出したものを「オートブラン」(oat bran) といい、アメリカなどでは水溶性食物繊維の王様としてよくスーパーマーケットなどで販売されており、オートミールも含め生産消費も旺盛であることから、日本より遥かに安価である。

Wikipedia
何度も試作を重ねていました。この段階では、厚みが凄かったのですが。薄くすることで食べやすくなりました。


栄養の面から言えば、食物繊維が豊富。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が摂取できます。
一見良いこと尽くめのようですが、オートミールは消化に時間がかかります。
なので、元々消化力が弱い方や、なんらかの状態で消化力が弱っている時にはオススメしません。


消化力といえば、アーユルヴェーダ。
アーユルヴェーダ的観点からすると、
食べるなら、昼にオススメとされています。
朝や夜では消化力が弱く、消化に時間と負担がかかるという理由。


身体が活動期だったりするお昼ご飯のデザート、
または14時〜15時のおやつ的な感じが最適です。


グルテンが悪だとは思いませんが、なんだか疲れやすいとか、寝ても寝てもすっきりしない、
身体が重い、倦怠感を感じる場合には
日頃からよく食べている主食を見直すか、
食べている時間帯を見直すだけでも調子がよくなる事があるんですよね。


調子の良し悪しはメンタル面でも顕著に現れます。
その場合には瞑想を取り入れてみたりもします。

アーユルヴェーダもそうですが、世の中には色んな健康法があってあれはダメこれはダメ、と厳しくするのは本末転倒です。

健康法ありきではなくて、
自分が健康でご機嫌でいたいなと思うなら
本来の身体が望んでいること、自分にとって一番良いことをしてあげることが
身体にとってなによりも一番大事な事です。

誰かに合うものと、自分に合うものは違います。
人間の身体のしくみは一緒ですが、消化力にしても
体質にしても、体格も違うので
本来ならひとりひとりに合った健康法があるわけですから。それはアーユルヴェーダでもいわれています。

自分に合っているのか?は
便や肌艶、舌の状態でも分かります。
自分の身体の声を聴くって普段の生活の中では
なかなか意識しないとできませんから、
便や顔色、肌の調子ならわかりやすいですよね。


今回はやりたくないことを減らしていく、
やりたくなるような視点に合うように思考を変えてみた結果、
副産物に辿り着きました。
(正確には娘が考えたメニューですが)


わたしも娘も、実はオートミールって苦手だったんですよね。
貰ったけど、どうしよう。(内心、むしろ迷惑)
捨てるのはもったいない、だけど
どう食べていいのかわからないし、匂いもなんか。
もちろん、自分で買うことなんかなかったんですよね。

母親が、誰かから頂いたものが送られてきて
(しかも、大容量。母もどう消化したらいいか分からなかった結果、こちらに来たんだと予測)
半ば強制的に貰ったかんじでしたが、どうにか使い道を考えていたら良いアイデアが湧いてきた話。


最初は、お米の代わりに食べてみたら、まあ
イケる。もちもちしてて、すぐに食べられるので
時短をしたい時には良いと、思いました。
意外と、海苔や味噌の和の食事とも合うんです。

そのあと、粉砕して薄力粉の代わりに粉として使う案から、クッキーにするアイデアに繋がって。


こんなに美味しいデザートになるとは
驚きでした。知らなかったらずっと苦手だったんだろうなと思う。


面白いですよね。
ひょんなことから、ってこういうことだったのね。
嫌いは好きに繋がる道になることもある。

ではまた!

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