アーユルヴェーダとはなにか
サンスクリット語の「アーユルヴェーダ」
とは、日本語では
「生命の知識」「生命の科学」という意味
理論としては、このわたしたちが存在する宇宙にある全ての物質は、
「土、水、火、風、空」の五大元素によって構成されていて、この人体もこの五大元素の組み合わせからできていると考えます。
五大元素を元に
風に象徴される 「ヴァータ」風+空
火に象徴される 「ピッタ」 火+水
水に象徴される 「カパ」 水+土
というそれぞれ3つの「ドーシャ」と呼ばれる生命エネルギーが、自然界でおきる全ての現象を現していると考えます。
この、ドーシャのバランスがとれていれば健康、
それが乱れたときが病気と捉えられます。
季節によっても移り変わり、例えば
雨季、台風シーズン、冬季はヴァータの要素
夏季、秋季はピッタの要素
春季(冬)はカパの要素
が強まります。
例えば、わたしはヴァータが高めな体質です。
風が強い日はヴァータが特に高まるので
自転車なんかで外に出た時に
ヴァータが高まりやすく過多になり
冷え性や肩凝り、頭痛や便秘、疲労感などの症状が出やすくなります。
ですので、家に帰ったら
温かい飲み物を飲んだり、ゆっくりお風呂に浸かったり、オイルマッサージをします。
ヴァータの特質である軽さや、乾燥性を抑えるには
正反対である「粘性」や「温性」を体にとりいれるというしくみ。
自分自身の体質は生まれたときからある程度決まっています。
「体質」は受精の瞬間に決まり、一生変わらない。
自分だけの特性、個性とも言えます。
アーユルヴェーダの考えでは
わたしが惹かれる根本でもある
みんな違ってみんないい、という
全ての個性を尊重する体質論があります。
それは
当たり障りのない、ステレオタイプの主観が入った
みんな違ってみんないい、ではなく
それぞれが可でも不可でもない、
ただ存在するだけ、ノージャッジであるという
考えでは大きく違います。
自分の体質を知ることができれば、食べ物だけでなく、仕事や生き方などで迷ったときの指針にもなります。
自分を知ることは、相手の個性を受け入れやすくすることでもあります。自分が自分であること、自分を受け入れるとおのずと、相手も相手のままで存在することで良いのだと思えます。
その考えかたは人間関係のストレスを減らすことにもなります。
体質から繋がる生き方の知恵、知識。
壮大すぎて、学び終わることはなさそうですが、
なぜか惹かれてしまうアーユルヴェーダ理論。
Ayur vindati iti ayurvedah
生命を 見出す(得る) これが アーユルヴェーダ
体と心をともに健康に保つ知恵。
アーユルヴェーダを暮らしにとりいれて2年。
自分の体に合うものを食べることから始めて
消化力に注意するようになっただけでも
取り入れなかった頃から比べると
だいぶ体質も変わりました。
例えば、疲れにくくなったり
嘘じゃなく、花粉症が軽減しました。
基本的な考え方や日常であった小さなことを
アーユルヴェーダ視点で捉えたことなど。こちらで発信していきたいと思います。
アーユルヴェーダのサイトを色々検索した中で
ビジネス要素のない、商品紹介ではないサイト。
簡易的ではありますが体質を知る参考になるので
ぜひ。無料です。
お読みくださりありがとうございます。