個性が無色透明
個性と聞いて
自分の個性は○○です
とすぐに答えることができる人は
今すでに社会の中になんらかの役割を作ることが
できて人とも繋がっていきやすいので
チャンスも多い。
自分の個性ってなんだろう。と
少しでも思ったかたはぜひご一緒に考えてみませんか。
個性の時代というけれど
個性は、人と関わる時に発動します。
ひとりでいる時には個性のことなんて考えないし
考える必要もないから。
だけど人はひとりでは生きられないから、人間関係を繋ぐツールとして皆、何かしらの「役割」を持って存在しています。自覚があってもなくても。
巷でよく言われるような、個性を持って生まれてきた、というのはつまり
人は誰しも人と繋がるツールを持って生まれた、
とも言えますね。
個性を自分で知っている状態の人と
よくわからない状態の人とは
人生や人間関係の充実度が変わるとも言えます。
アプローチの仕方を知っていることや自分の特性を捉えてそれを発揮できているか、が
分かれ道なのかもしれません。
もちろん。人間関係が上手くいくことばかりではないし、
そればかりを目指すのも本末転倒だけど
人の悩みの9割はほぼ人間関係なのは事実なので
ここを踏み倒すことは難しいんですよね。
自分を全く知らない赤の他人にも
自分の事を端的に言語化できることは
この時代では立派なスキルのひとつ。
例えばInstagramやSNSでの自己紹介文を3行以内で収める、とかもそうです。
SNSでコミュニティを通じて個性が違う人と人が繋がり、何か新しいこと(仕事に関係なく)に発展していったりもする時代。
だから自分をわかりやすく言語化することは
必須科目で、
言語化以前に自分を知ることは必要最低条件。
と言ってもいいですね。
今、言語化が難しい!とか自分のことを端的に表す表現が上手くできてないなという場合。
焦らずともわからない状態を知っているという事が大事なのでそこから始めましょう。
自分の印象や特徴を身近な家族や友人に聞いてみると思わぬヒントがあるかもしれませんよ?
わたしの世代のような中高年になると、これまでの考えや価値観がベースに根強くあるので、改めて
自分の捉え直しをしてみるのも、アリです。
自分がわからないという個性
過去にも何度か書きましたが、
自分がよくわからないという方は一定数いて、
それって気持ち悪い状態かもしれませんけど、
実は自分がよくわからないこと自体が「個性」
とも言えます。
え?って思われそうですけど
なぜそんなことが言えるのか??といえば、
わたしが自分のことを無個性だなと感じていたからです。
特徴がないんですよ。目立つものがない。平均値。つまり、個性がない、埋もれる。
自分以外の人はみんな個性的に見えるんです。
だからこそ、自分の個性を知りたいという願望が強まって、結論に辿り着くまでに随分と長い時間がかかりました。
占いや自己診断ツール、自己観察やセッション、
本。自己理解にお金も時間も費やしてきました。
ですから今から書きたいと思っていることは
悩みから生まれた確信に近いものです。
わたしのように、自分の個性がよくわからない、
知りたいって方に向けて
自分の個性がないという悩みからわたしが解放された方法をお伝えしたいと思います。
自分の個性がわからない、にも種類があります。
①考えたけど分からない
②そもそも諦めている。見えてないだけ
どちらにあてはまるにしろ、考えても拉致があかない場合に、あるツールを使います。
現代数秘は数字の学問
わたしは数秘に例えてみたら
個性への理解が一気に早まりました。
え?数秘?占い?と思われた方。
数秘術は占いではなく、数字の学問。そして統計学です。
種類も現代数秘とカバラ数秘がありますが、
わたしが学んだのは現代数秘です。
現代数秘術はカバラ数秘のような、
過去を見たり未来を予測したりはしません。(自分は過去や未来には興味がないので、逆に知りたい方は現代数秘以外の他の方法オススメします)
そして、目的は現実に生かすための学問で、
統計学です。
数字を使ってイメージするとわかりやすいし、雰囲気から想像力が膨らむわ!って方には
数秘の世界から自分の個性を紐解くのが向いています。
現代数秘は実際に会社の中でのチームビルディングにも活用されています。数字の流れを見たり、
遊びのような感覚もあります。
自分の周りの人を見てみると面白い発見もありますし、害はないので(笑)
どんどんやってみてください。
自分の数字の出し方
数字の出し方は簡単。
生年月日を足して、最後に一桁にします。
例 1990年1月1日→1+9+9+0+1+1=21→2+1=3
この方は3になります
普段よくある占いに使われるのは
ライフパスナンバーといいます。
モノの考え方とか価値観や好みなど。
思考(感情は抜きにした)や頭が考えるナンバーです。
ナンバーは、生年月日から出すもの、名前(アルファベット)から出すものも合わせて全部で7種類あります。
▪︎LP ライフパスナンバー
▪︎D ディスティニーナンバー
▪︎S ソウルナンバー
▪︎P パーソナルナンバー
▪︎B バースデーナンバー
▪︎IT インティンシティナンバー
▪︎LL ライフレッスンナンバー
それぞれあるのでまた気が向いたら書きますが
今日は
LP(ライフパスナンバー)限定にします。
ライフパスナンバーは、好き嫌いの基準だったり
こうしなきゃダメなこととか頭で考えていること。
つまり「自分から見た自分」「理想像」とも言えます。自分の価値観を表します。
数字のクセ
わたしはLP9です。
数字にはそれぞれキーワード、クセがあります。
9のキーワードのひとつは「無私」
9は終わりを意味し、完成を見届ける役割。
起承転結の「結」を表します。
無私って仏のようなイメージですけど、
個性だとか主張があまりない数字です。
自分がないというのは、令和の個性を求められる時代にはどちらかといえば不利。
埋もれるというか。空気みたいになる感覚。
人間としてこの世界に生きているものの、
自分があるようでないなんて、実は辛いものです。
だけど9は自分が無いようで
実は1から8までの要素を全部含みます。
だから色んな人の気持ちがわかるし、実際に相談されたりヒーラー的な仕事をしている人もいたりします。
そんな周りの個性豊かな人たちを見て
自分は一体どれが自分なのか。
本当の自分は何者なのかわからない。と
実はカオスを感じている場合も。
(9の方は理解していただけると思う)
9はよくアメーバに例えられたりもしますし
良くも悪くも八方美人。
人によって印象が違うなんてこともあります。
潤滑油のような役割をしますから、組織では重宝されたり割とみんなと上手くやっていくタイプですが、個性を求められると急に辛くなります。
9はとにかくカオスで色々と混乱する数字。
実は自分のことがわからない、だけど
それも含めて全部が自分。
わからないことがわかっていることが重要なんだと
聞いた時に良い意味で諦めがつくのです。
このように数字を言葉で表すと
「個性の違い」が見えてきます。
ですから数秘術は占いではなく、
理論がある統計学です。
山を登るのではなく、川にボートを浮かべる
昭和の時代には、それこそみんな均等に、
出来ないことや欠点を直すことを求められていました。
べき、とかしなきゃ。とかは当たり前。
努力や根性や忍耐が美徳とされていたので
みんなが山のてっぺんを目指していた時代。
今考えると恐ろしさと違和感しかないのですが。
例えるなら、9が1を目指し「個性を主張しようとする」もともとが、スタートダッシュが得意でオンリーワンの1の人には逆立ちしても敵わないんですが。
1を目指すのではなく、1を見据えた上で終わらせること、が9の役割。
他の数字になろうとしなくていい、
山の頂上を目指すんじゃなくて、流れている川に
カヌーを浮かべて流れに乗る時代です。
無理するのではなくて、今自分のいる場所を心地よくすることが大事。
ないものを探すよりも今あるものを数える、
しなくていい努力じゃなくて、自分が自分でいる努力はする。
努力や根性の裏側の世界
時代は進化していくので
個性の時代と言われるようになった今は、
努力や根性だけではどうにもならないことも出てきました。
大学生起業家や社会人になって間もない若者がたった1日で会社員の年収を軽ーく超えたりするなんて
珍しくない時代。
それって根性論や力技じゃなくて、自分の特性を知っていて、その特性をうまく生かしているだけのこと。
それこそ長年血の滲むような努力をして
何十年も家族を犠牲にして
会社の中に自分の地位を獲得した世代には
信じられない世の中かもしれませんね。
まるで、逆。
「役割以外のことをやるな」
なんて信じられないかもしれないけど
自分の役割をちゃんと全うするのは周りにとっても自分にとっても幸せなことなんです。
向いていないことはかなり非効率だし、
なによりも疲れますよね。イライラもします。
それより、いくらでもできてしまえることや
努力を努力だとも感じないことがあるはず。
だからみんな、自分以外の何者かになる必要はないってことです。
当たり前だけど得意なことは得意な人が勝手にやるしね。放っておいても。やるな、と言っても
体が動いちゃうこと。それが役割です。
面倒見が良い、とかもまさに。
意外と自分が苦手なことが相手の得意だったり
相手の苦手が自分の得意だったりしますから
お互いの役割を全うできることが平和そのもの。
自分以外になろうとするのを諦める
色々書いたけど結論は
自分の個性を知って、そのままで生きると決める。
つまり自分以外になろうとすることを諦める
それしかないと思います。
諦めるってネガティブではなく
明らかにすること、と仏教では言いますし
前向きな態度です。
わたしで言えば、カオスでいい。
八方美人でいい。
それが生きてくる場所に身を置く。
そして最後に大事なことは
好き嫌いを抜いたもっとフラットな自分
(努力の意識はなく勝手にやってしまえること)
に焦点を合わせていかないと苦しくなるということ。
それは、数秘で表すとディスティニーナンバーにあたります。この時代に欠かせないものを数秘から見ていくと、やはりディスティニーを無視できない。
ディスティニー=運命や使命
ですしね。この話はまた別の回で。
向いていないことはもう、何をやっても無理なので
得意な人に任せてそれよりも、役割りとか、
向いていることをすることでうまく循環するようになるよ、という話でした。
今回は統計学を参考にしてみました。
次回は
「役目」の話。使命や指名のような部分。
数字には流れがあって、循環します。1から始まって9で完結する、という流れなんですが
ライフパスナンバーではなく、ディスティニーナンバーに「役割」が表れています。
ディスティニーナンバーは過去記事にも書いていますのし、ご興味がある方は無料で調べることができます。
数字が教えてくれる事ってたくさんあります。
ここまで
お読みくださりありがとうございます。