夏の下着。1930年代ステテコへの執念
こんにちは、まゆナベです♬
今回はステテコ研究に情熱を燃やし早何年。
ついに完成間近な最終形態のお披露目です。
それでは本日もおはじめしましょう♬
1930年代、庶民の夏ファッション
この画像は庶民でなく、令嬢です。
こんなに美しい装い✨とびきりお洒落したいとき参考にしたいですね!
しかし、浅草の骨董店で働くにはキマリ過ぎかな?月一回開催されるタンゴ倶楽部の時と、店番時とのメリハリ欲しいところ。
そこでとにかく涼しく動きやすい装いをすべく、
ボットン便所時代から水洗便所時代へ変化した現代に合う下着を模索しました。
ステテコへの執念
色んなステテコが発売されていますね!
涼しさ重視の抑揚生地や麻。
近年は高いので高島などの綿も流行ってます。
それからトイレで裾を汚したくない重視の
裾ゴム系。
そして洋装下着の影響か、レースをあしらったものもよく見かけます。ステテコに何を求めるかでポイントは変わるでしょう。
私はとにかく
■汗で足に巻き付かないこと
■通気性がよいこと
■トイレが楽なこと
■見た目がよいこと
を重視しました。
そこで見つけたのが昭和初期の庶民肌着でした
サイドが開く、現代では見かけぬ斬新型!
腰のゴムやらレースが鬱陶しく感じる私にとって、
"タック"は想像の斜め上でドンピシャ!✨
で、コレを初めておととしの夏に着てみたんです☟
まァ涼しいコト!!
一枚履き+夏の絽襦袢を着ていましたが、こんなに涼しいのかと感激!
この時作った処女作の画像が一向に見つからないのですが、
ミントグリーンベースの外国布で作りました。
しかし難点が。
コレ、ローライズで履けば腰もサイドフック外して脱げるのですが、
そもそも腰フックがそのままで、ずらして使っていたと思うのです。
が!!
やっぱりショーツを履きたい時もあるわけです。
で!!!
ショーツも履いて行った翌年の図☟
コレ、実は腰を留めたままなので、
いざ!!お手洗いへ行ったら…
「パンツがステテコの股に引っかかって
おろせないじゃないかっΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン」
※もうここからあえてパンツと呼びたい。
もはや事件です。
しとやかに振舞いたいのに、悪戦苦闘で長引くお手洗いタイム。
本当に恥ずかしかった…
まだまだ続く!ステテコ失敗&執念の道
ステテコ失敗歴をまだ聞いて欲しいのです。笑
パンツ降りない事件から悶々考え、
そうだ!真ん中スナップにすればいいんじゃない???✨
と思いつきました。
そうすれば、裾にゴムをつけなくても、裾を汚さず、
パンツもおろせる!!!✨
猛暑もあり、長めに作って裾除け兼ねて作ったのです。
真ん中もスナップにしてみた☟
※実際は薄物の下なのでミントグリーンの麻で作ったものを実験着用。
で!!!!!
これは凄かったΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
汗でひっかかり、スナップがぶちぶち外れ、
しまいにタヒチアンダンス衣装のモレ(藁みたいなスカート)状態になり、
その上に滑りの悪い夏物を着ていたものですから、
絡まって、まとわりついて、
このままスッコロブかと思う一日を過ごしました。
因みにこれも家でなく、お出かけの日に着ていました…。
で、今度は脇は縫い合わせることにしたのです。
長いので、続く。笑
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