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昭和12年若夫婦の散歩身支度

こんにちは、まゆナベです。
ラヂオが更新できない時、おしらせ機能がないのに苦心しました。
聴いて下さっている方には本当に申し訳ないです!

今月は家族で体調不良リレーをしてしまいました

▲なんか好き、この絵。笑


なによりも、体調整えておくことこそが仕事の基本だと痛感。
本日より頑張って参りますのでまた宜しくお願いします!

それでは本日もおはじめしましょう♪


良人に散歩にさそわれたなら

古書より、テーマは
「旦那様と散歩にでも出かける場合の化粧を着付け」

***************
勤めから帰って夕食を済ませた良人(おっと)は、
「ちょっとそこらを散歩しよう。」などとよく言いだすもの。

これも新婚時代の過程の一つとして、時々は実行なさるべきです。
さて、出かけたとなりますと、どんなに無頓着なように見える良人でも、
行き逢う女と自分の妻とを、それとなく比較してみるものです。

失礼なようでも、これが人情というものです。笑
無論軍配は奥さまにあがるのは必定(ひつじょう)ですが、
せいぜい余裕のあるところをみせましょう!

手際のよい身支度と、余裕

誘われたならば気軽に立って、合いできるだけ機敏に、
しかもできるだけ手際よく、お召更(めしか)えとお化粧をします。

二人一緒の散歩には軽薄にならない程度で、
良人の好む色合や柄合の着物を選び、できるだけ良人の好みに合うように作ることが、旦那様の気持ちをいやが上(うえ)にも愉快にする聡明な身だしなみです。

しかしあまりモダンすぎたりして、人目を惹くのは考えものです。
この頃は、夫婦が何か得体の知れない一組(☜私でなく昭和の意見ですよ!!爆笑)をよく見かけることがありますが、
これなど妻の化粧と着付けに、よほどの罪があると見なければなりません。

▲これは散歩でなく結婚初夜の東京駅。散歩の装いではない

或る花婿に聞いてみますと、(ここ大事!!!!!☟)
「妻となりながら、可愛らしいだけで一向品がなく、妹と歩いているようなのは実際困る。可愛らしい中にも、妻としての落ち着きがあって欲しい。」
ということでした。
最もだとお思いでしたら、お化粧も着付けも、そのおつもりでなさいませ。
(私じゃないですよー。昭和ですよー、でも大事だと思うけれども…)

具体的にどんな装いが良いの?

服装もやたらベラベラしたものよりも、
銘仙とか大島のお対(つい)など召したのは、いかにも清楚な若夫婦の散策らしくて好いモノです。

▲こんな装いならササッと出かけられそう✨

いつまでも鼻の頭をいじったり、帯をたたいたりして、
お支度済みの旦那様をじれったがらせることは大禁物、
旦那様のネクタイの型や衿元を直してあげられるだけの余裕をもって
和気あいあいをおでかけくださいませ。  

おわりに

▲こんな食卓素敵だなぁ✨

いかがでしたでしょうか。
着物をコスプレでなく日常にしようと思ったら、
こんな風に散歩には散歩の装い着付、化粧というのを考えたいですね!

私個人も良人との散歩はなにより楽しいですし、
この図のように美味しいモノをお家なり外で
健康で食べている時がなにより幸せを感じます。

となると、やはり良人には朗らかに健康であって欲しい。すると、良人が今散歩したい!となれば
ササッと身支度できる程度の部屋着なり身なりでいるのも良いなぁと改めて思うのでした。

あなた様はどんなお散歩スタイルが理想でしょう?
それではまた♬

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