冬道には気をつけよう!転ばない歩き方など
こんにちは
昨夜、帰宅途中雪が舞っていました
東京でも初雪が観測されたようです
今日も冬らしい寒さで堪えます
普段は雪の少ない地域で雪が降り積もると
転んだり事故が増えます
積雪もそうですが、
路面凍結にも気をつけなければ
大怪我につながることもあります
濡れているように見えても、
実はテカテカに凍っていることは
北国ではよく見る光景ですが
雪や極寒に慣れない地域にお住まいの方は
特に気をつけなければなりません
私は小学生から高校生までの12年間、
北海道に住んでいたことがあり、
凍った雪道を歩いて登下校していました
今回は冬道でも安心な歩き方について
お話しします
雪が積もった時よりも、雪が溶けて凍った時がとても危ない
滑って転んでしまう要因は、ずばり、氷です
実は雪が降って間もない時よりも、
その後、気温が上がり雪が溶け
また再び気温が下がった時に凍った時が
一番怖いのです
しかし、その氷の上に
またサーっと雪が積もることがありますので
雪があるから、と安心するのは禁物です
日中雨が降り、
路面の水分が乾き切る前に気温が下がり
凍ってしまうこともあります
このような路面状況を
ブラックアイスバーンやミラーバーンとも呼びます
一見、濡れているように見えても
実はテッカテカに鏡のように凍っている状況です
この状況だと、雪に慣れている地域の人でも
最新の注意を払わないと滑って転んでしまいます
車の運転だと
たとえスタッドレスタイヤを装着していても
ブレーキが効かなかったり
意に反して勝手に道を逸れたり
制御が効かない場合があります
それくらい怖い路面状況なのです
滑りやすい路面状況をまとめてみました
特に次のような状況が危険ですので
チェックしてみましょう
✅雪が降り積もった後に気温が上昇して雪が溶け
その後気温が氷点下になった
(ブラックアイスバーン状態)
✅雪が降った後も気温が低い状態が続き、
路面が車や人によって圧雪されている
(圧雪アイスバーン状態)
滑りやすい場所
雪や氷以外にも、滑りやすい箇所があります
ぱっと見て凍っているように見えなくても
地味に氷が張っていることもあります
次のような場所が特に危険だとしています。
✅横断歩道などの白線
✅マンホール
✅車が出入りする歩道
✅バスやタクシーの乗降場所
✅地下鉄や地下街からの出入り口付近
いずれも、人や車の通行により
雪道が踏み固められて凍りやくなります
特に横断歩道などの白線は
車の熱で雪が溶けて凍りやすく、
タイヤの摩擦で道路が磨かれるので
とても滑りやすくなります
白線は普通の路面と違い水が浸みこまないため
薄い氷の膜ができやすくなるそうです
また、マンホールは
実際によく転んだことがあるので
個人的に挙げております
転びにくい歩き方
雪道で転ばないための方法をお話しします
✅歩き始めや方向転換する時は最新の注意を払う
✅小さな歩幅でそろり、そろりと歩く
✅靴の裏全体を路面につけて歩く(ペンギン歩き)
✅時間に余裕をもってゆっくり歩く
✅歩く速さを変えるときにも注意が必要
通常のウォーキングでは、
かかとを着地させて歩くようにしている方も
いらっしゃると思いますが
これでは凍結した道では危険です
基本的に小さな歩幅で体の重心をやや前にして
足の裏全体で上から下へ踏みしめるように歩くと
摩擦が大きくなり滑りづらくなります
ペンギンのような歩き方を意識してみてください
できるだけかかとを浮かせない歩き方を
するのが良いです
また、両手をふさがないように
鞄や荷物などはできるだけ手に持たない方が良いです
両手が塞がっていると、
いざというとき体をかばうことが出来なくなるからです
なるべくリュックなどにして背負うようにしましょう
冬道に適した靴を選ぶ
スニーカーや革靴、かかとの高い不安定な靴は
冬道には適しません
できれば、滑らない・濡れない・暖かい
機能を備えた靴を用意しましょう
滑りにくさを追求するには、靴底がポイントです
頑丈で滑りにくいゴムだったり
路面に対するグリップ力が強く、
深いギザギザ模様の溝が付いていたり
固い氷や雪をとらえやすいピンやスパイクなどの
金具付きのものもオススメです
これでも不安な方は、プラスアルファして
靴裏に着脱可能な靴用のアタッチメントを
装着するのも良いと思います
これならいつも履き慣れている靴に
簡単に装着するだけでしのげそうですし、
冬靴が要らないくらい暖かい地域にお住まいで、
たまにしか来ない寒波襲来時にも役に立ちそうですね
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます
寒波が訪れると、転倒や事故などのトラブルが
起きやすくなります
今からできる準備を整えつつも
普段より余裕をもって行動し、
あわてずに一歩一歩ゆっくり歩きましょう