【1012/1096】内側のWANTを大事にする

自分には生きる価値がないと自己否定を繰り返していた時、自分にはしたいことがないと思っていた。
できることはいくつかあるが、何がしたいのかは明確にしていなかった。
自分の「したい（＝WANT）」を言って、否定されたらくじけるからである。
すると、MUSTから動くことになる。「～ねばならない」「～するべき」を基準にできることをする。
自分の内側ではなくて、外側の基準で生きている。
だから、どうしたいの？と尋ねられると、「どうしたらいいかわからない。（誰か正解を教えて）」となっていた。

昨日も書いたが、呼吸・整体の深呼吸の衝動というワークを繰り返し繰り返ししているうちに、
私にはこんなにもWANTがあるではないか！と打ち震える日があった。
そのことに気づくまでには時間がかかってしまったが、
自分の源泉に触れたような感じがした。

息が吸いたくなったら吸いたい分だけ気持ちよく吸う。そして、吐きたい分だけ吐いたらよい。
全部自分で選んで、自分で決めて良い。

自分の内側にあるWANT、どうしたいか？は、
もともとあった。
そのことに気づく。
自分のWANT、どうしたいを基準にして動くのは、最初は勇気がいった。
したいを出しても、大丈夫。
その体験をしていくと、自分が少し分厚くなる感覚があって、大丈夫な自分で動けるようになる。

MUSTではなく、WANTを大事に動く。
自分の内側のWANTを大事にすると、面白いことがたくさん起きるので、飽きることがない。

呼吸が教えてくれることは、裏切ることがないなと思う。
生かすために身体が呼吸を繰り返ししてくれているのだから当たり前か。
そのことに感謝している。

では、また。