【22/1096】幼稚園からSDGsを~幼稚園の先生に
22日目。今朝は約束の時間を大幅に間違えて、のほほんと電車に乗っていてお相手から連絡を受けて、肝を冷やした。なぜ、30分もずらして覚えていたのか。。。昨日約束の時間を確認したのに。自分への信頼が揺らぎまくる瞬間です・・・この更新も、忘れてしまうのではないかとドキドキします。
しかし、なんとか間に合って、よかった。更新もできてよかった。
さて、今日はイマココラボの仕事で、SDGsの研修をしてきた。幼稚園の先生に向けたSDGsの研修である。
SDGsの取り組みを先進的に始めていて、絵本をつくって図書館に寄贈したりしている幼稚園で、園長先生がたいへん熱心に取り組まれている。
(カバー写真は、その幼稚園の取り組みが新聞記事になったときの写真をお借りしました)
カードゲームを使ってSDGsの本質を体感してもらいながら、気づきと学びを得てもらうというワークショップで、先生たちはお休みを返上して集まってくださり、とても盛り上がった。
ひとりひとりが、なぜ世界にSDGsが必要なのか、そして私たちにどんな可能性があるのか?について、さまざまに気づき、言葉にすることで、学びを深めていく。
終わった後に、幼稚園の取り組みをシェアしてくださる時間があったのだが、独学でSDGsを学んだという先生の取り組みが、素晴らしかった。
お話もとても楽しく、わかりやすく、子どもたちが「やってみよう」と思えることを考え抜いて、やる気にさせる取り組みで、こんな先生に会えたら幸せよねえ、と思えた。お話を聞きながら、ファシリテートを一緒にしていた仲間と何度も拍手をした。
先生は、子どもたちに伝えるときに、こんなかんじでクイズにして伝えているそうだ。
Q1 次のうち、絶滅危惧種はどれでしょう?
1 ジャイアントパンダ 2 ホッキョクグマ 3 オラウータン
Q2 みんなの住んでいるところ(日本のこと)で、一日に捨てられている食べ物はどのくらいあるでしょう?
1 お教室1つをいっぱいにしたくらい 2 みんなのお家を3ついっぱいにしたくらい 3 東京ドームを5ついっぱいにしたくらい
これ、みなさん、答えわかりますか?(答えは最後に)
まずは知ること。
でも難しい言葉を、難しいまま伝えても子どもたちはわからない。かみ砕いてわかりやすく、でも、難しい言葉も伝える。
「地球温暖化」という言葉をそのまま伝えてもわからない。どうかみ砕くか?それを先生なりに調べて、簡潔なことばに置き換えて伝える。
自分なら、3~4歳の子に、どう伝えるだろう?と考えてみる、よいきっかけになった。
かみ砕いてから、「そのことを『ちきゅうおんだんか』っていうんだよ」と教えるんだそうだ。そうすると、子どもたちがお家に帰って、両親にそのことを伝える。家庭での話題にもなっているそう。
子どもたちの知っている!を、家庭で「今日、こんなこと覚えたよ!知ってる?」と伝えることができるように工夫されていた。
子どもの目線に下がって伝える。でも、与えすぎないようにする。
そのバランスを考えながら、毎朝、伝えているそうだ。
ほんと頭が下がる。
世の中には人知れず、すごい人がたくさんいるなーとほんとつくづく思う。
ワークショップをしていて、自分が一番学んでいるし、気づくことが多い。
ありがたいことだ。
素晴らしい先生たちに、出会えたことに感謝◎
ではまたね。
(Q1は全部、Q2は3)
★告知★ 呼吸のオープンクラスやります。
自分を大切にしたい人、自分との対話を深めたい人、リラックスしたい人、最近落ち着かないなーと言う人、とってもおススメです。