【161/1096】ひらけ!ごま!
161日目。昨日はすごく暖かかったのに、朝寒くてびっくりした。と思ったら昼頃にはもう暖かくて、春っていそがしい!
161回、このnoteを連続で書いているのだが、なんだか亀の歩みのように感じる。
今日は、湘南の私立の高校で、高校1年生に2030SDGsカードゲームを使ったワークショップをやってきた。
朝6時に家を出て、通勤電車に乗る。久しぶり。
もう電車はガラガラかなーなんて思っていたら、わりと混んでいた。みなさん朝早くから通勤されているのであるな・・・。世間からの隔世感がすごい。
さて、ワークショップ中、高校1年生に、「2030年には何歳?」と聞いたら、「24歳です」とのこと。
なんかもうそれだけで、可能性がひらけてる感じがしてしまう。
すごく素直で、可愛い生徒さんたちで、3時間のワークショップも滞りなく終了。
帰りに男子生徒が「ありがとーございましたっ」「おつかれっす」とか声をかけてくれて、めっちゃ新鮮な気持ちになってしまった。
学校で授業時間にワークショップをさせてもらうと、
先生方から出てくるお話で、
「自己肯定感が低い生徒が多い」
「自分の意見を言う、ということに自信がないので対話がなかなかできない」
「内面ではいろんな可能性を持っているが、それを出すチャンスがなかなかない」
というのをわりと聞く。
たしかに、日本の高校生の自己肯定感の低さは、目を見張るものがある。
先生の話で、そもそもこの学校に入学してくる生徒の傾向として
「公立高校に入れなかった」「そもそも公立高校を受験できなかった」ので
入学してくるという子が多く、最初から自己肯定感が下がっているらしい。
そこで、高校生活で、自分の可能性を拡げて、自分の自己肯定感を上げてもらいたいと、先生たちは日々、試行錯誤しているそうだ。
今日のワークショップも、「自分の未来を思い描いて、可能性を拡げてみる」というワークを入れている。
一人ひとりは、いろんなことを考えているし、たくさんの可能性も秘めていると感じた。
でも、それを表現するときに、誰か別の人のつくった枠に当てはめて、小さく狭くしてしまうのではないか?と思った。
今年の高校1年生は、コロナの影響で、一切の学校行事を行えなかったそうだ。体育祭も、文化祭も、遠足も、何もできなかったと。クラスで何かひとつのことに取り組むという体験がまだないのだそうだ。
代替えの行事もできなかった、と先生は悲しそうだった。
しかも、中学3年生の時の修学旅行などの行事などもことごとく中止になっていて、そういう影響もあるだろうと言っていた。
10代の時の体験は、大人になってからの体験とは比べることができないと思う。
「自分をあらわしてもいい」と思えるのは、心理的な安全が確保されている必要がある。
その心理的安全性を育むのは、子ども時代からの体験に基づいている。
発達の段階で、適切なチャレンジをするということがとても大切なのだ。
10代の可能性をひらけ!ごま!するために、わたしたち大人ができることはなんだろう?
考え続けていきたい。
では、またね。
■告知です■
★呼吸であり方をととのえるお稽古~継続クラス
https://www.mayumiinaba.com/breatheclass
2022年4月~12月の毎月継続して開く場になります。
全9回、詳細はホームページをご覧ください!
共に深くかかわりながら、自分らしく生きるを磨いていきます。
★呼吸オープンクラス
3月は、水曜日の午前中にやります。
3月23日(水)9:00‐10:30 自然呼吸の回復
https://20220323shizenkokyu.peatix.com/
3月30日(水)9:00‐10:30 動的瞑想
https://20220330doutekimeisou.peatix.com/
★学びのシェア&読書会「<叱る依存>がとまらない」の学びのシェア&読書会3月17日(木)13:00~14:30 オンライン
https://fb.me/e/3f1o9YfIb
★個人セッションやっています今までの自分ではなく、本来の自分に変わりたい人、本質から生きていきたいと願う人向けです。等身大の自分を観る、安心と可能性、そして自分の幸せを大切に生きるためのお手伝いをします。「まっすぐ観るモニターセッション」1回の料金で、3回受けられるチャンス!です。50名限定で、通常1回11,000円/60分の個人セッションを10,000円/60分×3回で提供中。https://ws.formzu.net/dist/S6881703/