【1068/1096】自分でちょうどいいところを探す
骨盤のニュートラルポジションを見つけるには、
前傾でも後傾でもなく、ちょうどいいところを自分で探すのが大事である。
骨盤は、自分にとってはかなり苦労していて、固めて動かず、動かし方がわからない・・・となったときもある。
へそから下が無・・・みたいな状態になっていて、そこに筋肉があって、動かすことができると発見したのは、ここ数年の話で、それまでは上半身と下半身がつながっていなかった。
骨盤は上半身と下半身が連動して動くのにとても重要な役割を果たしているので、ここをうまく使えるようにするのは自分の全身をどう扱うかにかかわってくるところ。
骨盤というと、骨盤矯正とか骨盤が歪んでいるとか、世間ではよく言われる。
私も産後、骨盤矯正ベルトをして、骨盤を締めないとやばい!と思っていたが、骨盤矯正ベルトをぎゅーぎゅーにして何か月も過ごしたけど、尿漏れは改善しなかった。
今、考えれば、そりゃそうだとわかるけど、当時はなんでだろう・・・と落ち込んでいたものだ。
ひとつには、正しい知識を知るというのも大事だなと思う。
そして、とても大事なのは、ただしい知識に基づいて正解を探すんじゃなくて、自分でちょうどいいところを探すということ。
自分の身体は、自分だけ仕様になっているのだから、ほかに正解をもとめても、ねっ?ってっことだ。
このちょうどいいところを探す、という試行錯誤をいっぱいするのを、もっと若い頃からやりたかったなあと思う。
ので、子どもにはたくさん体験させたい。
自分で、ちょうどいいところを見つけて、そこで運用してみる。運用したら不具合がでるかもしれないが、そしたら修正する。その繰り返しで、ちょっとずつ上手に扱えるようになる。
急にものすごく上手になったりしないけど、それは自分のペースでやるしかなくて、私の場合、ゆっくり、ちょっとずつやると定着しやすい。
早くたくさんは、すぐにキャパオーバーして、パニックになるので、その手前で、すこしだけストレッチかけてやるのがよいんだなと発見した。
自分で発見すると、使える。
では、また。