自己評価が低すぎる人は、おそらく他人の評価も低い。
昨日、妹から聞いた話です。
ステンドグラスで出店することになり、展示用の木製の棚を自作しようと頑張っていたのを見たうつ病3年目の手先の器用な義弟が、やりたくてウズウズしているように見えた。そしたらそのうち、「手伝おうか?」と声を掛けてくれたので、お願い〜♪と、作ってもらったそうです。
義弟は木工得意なんです。
それだけに完璧主義者。だと思われます。
そして完璧な物が出来上がったが、塗装で彼的に痛恨のミスをしてしまった。妹が見たところ誰も気付かないようなミス。
妹が、ちょっとイタズラ心なのか、「自分で点数をつけるとしたら100点満点で何点?」と聞いたところ…
なんと18点だというのです。
自己評価低すぎ‼︎と思いました。80点とか、せいぜい70点位かと想像していたので。
自分に自信がないと本人が思っているのはのは知っていたけれど、まさかここまでとは。
あくまで私は傍観者であり、彼に働きかける事はないものの。
先述したように手先が物凄く器用で、サラリーマン時代は釣りが好きだったのでルアーを作ったり、木版画を作ったり、木工も得意。だけど、自分には独創性はないと決めつけてしまっていて、仕事を与えられないと何も作れない。作ろうとしない。
あんなに器用だったら、主婦が大好きな木製の棚や小物を作ってミンネやベイスで活躍できるのに。
(「…○○のに。」という言葉はあまり好きではないですが。)
自分を低く見てしまうのは、激しすぎる謙遜ゆえなのか。それがもし「謙遜」なら、何がしたいのだろう。そんな事ないよ、ダメじゃないよって言って欲しいのか?
やはり、自尊心を育む教育が親にも学校にも会社にもなかった事を象徴するような、彼の今の姿。
どうしたら彼が生きる喜びを見出す事が出来るのだろうか。
周りがどんなに働きかけてもダメなんですね。自分で探しに行かないと。
うつ病になった事がないから妹にも私にもその苦しみはどうしたってわかりようがない。
いつか自然と動きたくなる日が来るのだろうか?
その気力はどうしたら沸いて来るのだろうか?
心が健常なら、「まず行動」「まず一歩踏み出す事」そこから必ず突破口が見えて来ると思う。
では、心が風邪を引いている時。行動できない時はどうしたら良いのだろうか?
治りたい気持ちは感じられるようなのだけれど。もう少し、なのかな。
難しいですね。
タイトルの事について書くのを忘れていました^^;
彼はきっと、その棚を他人が作った物だと仮定してそれを見た時の評価は、やはり同じように低いのかなと思いました。
つまり、自己評価が低い人は、他人にも厳しいのではないか?という事。妹の話を聞いて、私はそんな事を思ったのでした。
自分に甘くて他人に厳しい人もたまに見かけますけどね〜💦
この話、もしかしたら続きます。
それではまた。
最後までお読み頂き
ありがとうございました❤︎