杉井光著「世界でいちばん透きとおった物語」/類い稀な読書体験でした♪
去年、長男の誕生日プレゼントに贈ったこちらの本を読みました。(彼は電子書籍オンリーなのだけれど、この本は紙の本しか売っていないそうで)
↑誕生日プレゼントにしては激安^^;
story
電子書籍では販売不可能、紙媒体だからこそ味わえる何かがあるというこの本。
ストーリー自体はこう言っては何ですが、ごく普通の推理小説仕立て。
最後は隠された愛情表現が熱すぎて少し気持ち悪いくらいに感じてしまい若干引いてしまった私でしたが、ミステリー小説として充分あり得る話かなあと、生意気ながら思いました。
読み終わって…
数分ののち…
ああぁ〜っ、そうか!となりました。
その時やっと「紙の本でしか体験できない」の意味がわかり鳥肌が。
凄い!凄いんです!(語彙力⤵︎)
ここまで練りに練った著者の驚異的な努力に痺れました。
今思えば伏線はあちこちにありました。それと、少し違和感ある言い回しが2箇所ほど。
それもこれもこういう狙いあっての事かと。
こんな本はじめて♡
これはさすがの私もネタバレできません。
誰かに言いたい、ネタバレしたい。
言えないのが辛い。(笑)
感想になってなくてすみません(笑)