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鈴木宣弘著「世界で最初に飢えるのは日本」/食糧危機問題がヤバい。

最近繋がったあみあみさんの記事で視聴したこちら↓

恐ろしい内容でした。25年ぶりに改訂された農業基本法がヤバいんです。
今苦しんでいる農家への支援は全く行わず(海外では普通に行われている施策です。)田んぼを潰すことに何百億円もの補助金を出し米作りを減らそうとしているだけでなく、農地にしてさつま芋を作ることを奨励、そこに向かわない農家には罰金を課す。
はぁ⁈
いったい何がしたいんでしょうか。

鈴木宣弘氏曰く、政府の方針に従えず生きていけない人は死んでくださいと言っているようなものだと。

政府のやってることはあらゆる分野で国民イジメをしているようなもの。本当に腹が立ちます💢

この動画でお話してくださっている
鈴木宣弘さんの本をだいぶ前に読んでいて感想文を下書きに入れたままになっていたので
投稿することにしました。

本を読んだきっかけは、悪魔の代弁者さんの呟きでした。悪魔の代弁者さんからは、大変貴重なお話をたくさん教えて頂きました。
最近投稿がなく心配しておりました。お元気でおられることをお祈りしております。


私なりにポイントを要約しました。
良かったらご覧ください。

✳︎✳︎✳︎

日本の食料問題は、今深刻な脅威に直面している。
日本の現在の食料自給率は2020年時点で約37%。しかし、種も飼料も輸入に頼っているので、実質的な食料自給率はコメ11%、野菜4% など壊滅的。

このように食料自給率の低い日本では、物流停止が起きたら世界の3割にも及ぶ餓死者が出るという。
核戦争が起きずとも、世界的な不作、国同士の対立による輸出停止が起きれば、現実となる。
これは、日本を滅ぼすことがどれだけ容易いかという事。
この事を認識している日本人はどれだけいるのだろうか。

この国にとって、自給率を上げることがとにかく急務であるのに、米や砂糖や畜産の減産を目指している政府。日本の農家や酪農家や製造業を、本当なら守らなければいけないのに、政府は真逆なことばかりやっている。国民は、もっと危機感を持たないと、このままでは大変な事になる。戦前戦中の配給制度が現実となるかもしれないのだ。自国が有事の時に他国を守ってくれる国などない。
1日3食イモの時代が本当にやってくるかもしれない。

今政府がやるべきなのは国産振興。しかし政府はコメを作るなと言っているばかりでなく、農家への支援金をさらにカットしようとしている。
牛乳の減産もしかり。米も牛乳も、作れば作るほど赤字になる施策をしている。

◆アメリカ、カナダ、EU諸国では、あらかじめ設定された最低価格で政府が農家から穀物、乳製品を買い上げたり、農家への直接支援をしている。

◆日本の農産物はおいしくて安全、は嘘。日本は農薬基準が世界的に最も緩い国。

◆戦後、米国は日本人の食生活を無理やり変えて、日本を米国産物の一大消費地にした。
余っていた小麦を日本に売るために、「洋食推進運動」も起こした。こうして日本人は、短期間の間に伝統的な食文化を捨てた、世界でも珍しい民族となった。

◆そもそも江戸時代鎖国が成り立っていたのは、自給率100%だったから。江戸時代の日本は食料だけでなく生活物資やエネルギーのほぼ全てを自国でまかなっていた。
自国の文明を容易く放棄した結果が現在の日本の姿。

【対策】もっと米を消費しよう!

①輸入を減らす事で輸送によるCO2排出量を減らせる。
②国内のコメ消費量が増えれば、国内のコメ生産量も増える。水田耕作は、少ない肥料で高い収量をあげられる、環境に優しい世界に誇れる農法。
③コメ中心の和食は健康にいい。
④日本国民が健康になれば生活習慣病が予防され医療費の削減になる。
⑤水稲は連作障害が起こりにくいため、安定した食料供給が可能。
⑥農業従事者のモチベーションが上がり、農業の質も向上する。
⑦米をはじめとする国産農産物の消費拡大は、地方経済を活性化する。
⑧水田稲作が活性化すると、洪水防止になる。
⑨水田には水質浄化機能がある。
⑩水田耕作は日本文化の礎であり、継承し守り続ける事の価値は計り知れない。

本文より

◆危険なホルモン剤が投与されているアメリカ産の肉を喜んで食べているのは日本人だけ。
EU諸国では、成長ホルモン剤を投与された危険な肉は輸入禁止にした。そのためアメリカは、EU向けの肉にはホルモン剤投与をやめる方向にいっている。
一方日本ではむしろホルモン剤投与牛肉の輸入は1.5倍に増えている。
本国で売れなくなった成長ホルモン牛肉は、日本に輸出して捌いているというのが実態。

◆輸入小麦の危険性
アメリカの小麦農家は、日本への輸出用小麦に、収穫前にグリホサート(除草剤)、収穫後に防カビ剤を噴霧している。(ポストハーベスト散布)
世界中で、グリホサートへの懸念の声が高まっている中、日本ではむしろ規制緩和の方向へ向かっている。

◆輸入されている遺伝子組み換え作物は、とうもろこしや大豆だけではない。2019年、ジャガイモもまた承認されている。これらの危険な遺伝子組み換え作物は、意識して買わない事はできても、ファミレスなどでは食材としてバンバン使われていることが容易に想像できる。(安いものには注意が必要。)

◆農業は、いわゆるバイオメジャーによる寡占化が進んでおり、バイオメジャーの種と農薬を買わないと農業ができない時代になりつつある。
我が国でも、2020年に成立した改正種苗法により、自家採種が制限されてしまった。

◆アメリカだけが利益を得られる仕組みが食糧危機をもたらす。
アメリカは、自国の農業には手厚い支援を行う一方、貿易相手国には徹底的な規制緩和を要求をする。こうしてアメリカ政府は、相手国の農業をアメリカ産作物で駆逐している。
このため自国での生産を縮小する国が多くなり、自然災害や紛争などにより食料危機が起きた時は餓死者が多く出るという事態に陥っている。

<まとめ>
食の安全について、日本の消費者はもっと真剣に考えて戦うべき。
EUの消費者は、企業と規制当局は癒着するものだと理解している。だから規制当局が定める安全基準など信用できないというのが彼らの考え方。

本来、法や制度は国民を守るためにある。しかし現在の日本政府はむしろ苦しめているとしか言いようがない。(増税、インボイスも然り)

消費者の行動が世の中を変える原動力になる。安くて危険な食品を避け、少しだけ高い地元の安心安全な食品を買うこと、それだけでいい。

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完全に危険な食物を摂らない事は不可能ですが、安い納豆、豆腐、油揚げ、醤油、味噌、皆遺伝子組み換え大豆が使われています。
何故安いのかには理由があるという事です。
食品表示もどんどんおかしな事になっていますが、少しでも安全なものを体に入れるようにしたいと、
私は原材料を必ず見てから買うようにしています。

こういう記事は楽しくないと思います。しかし現実の日本は容易く外国人に土地も会社も売り渡し
政治は当てにならない有様。
これからは家庭菜園を強化するべきという議論もありますが、それでは到底解決できません。全国民がそれが出来る訳ではないですから。

こんな日本に未来はあるのかと絶望的な心境になりますが、
まずは日本の現状を知って欲しいと思い投稿しました。

最後まで読んでくださり
ありがとうございます❤︎

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