見出し画像

小平奈緒さん♡自分の意見を持つこと。人の気持ちを想像すること。改めて教えてもらいました。

先日、徹子の部屋に小平奈緒さんが出演されてました。
メイクもされてとっても可愛らしい奈緒さんは、現在36歳。病院の職員として勤務のかたわら母校信州大学で特任教授をされ、キャリア形成、健康科学などの講義をされているそうです。

スケートを始めたきっかけは、お姉さんが2人おられ、お母様は3歳の奈緒さんをスケートの練習に一緒に連れて行かざるを得なかった。姉達の練習の間奈緒さんがあちこち行ってしまわないようにスケート靴を履かせてリンクに置いた事がきっかけだったそうです。

やがてメキメキと頭角を表した奈緒さん。
そんな自分を、いつも家族が背中を押してくれたと温かい笑顔でお話されていました。

印象に残ったお話↓

◆親から「やってはダメ」と言われた事は1度もなかった。
◆何かの大会で優勝を逃した時面白くなくて表彰式に出なかった。その時母が言った言葉。
「この式にどれだけの人が関わり苦労して準備をしてきたか。お世話になった方達や一緒に頑張ってきた仲間たちの気持ちが想像できないの?」と叱ってくれた。
この時奈緒さんは、人の気持ちを想像するということがどういう事なのかを初めて学んだといいます。
悔しいから行かない、ではなく、周りの人の気持ちを考える。
その事を、「出なくちゃダメ」以外の言葉で教えてくれたと。
出なくちゃだめと言ってしまえば簡単ですが、そうではなくて自分で考える事を促したのだと思いました。

◆オランダに2年間留学した時の話。半年間オランダ語を勉強し、聞くことも喋る事もある程度できるようになった。
しかしある時コーチから質問された事に何も答えられない自分がいた。言葉は話せるのに、自分の中に意見がなかった。
日本では、誰かの指示に従っていればいいという風潮があった。
「奈緒はどうしたいの?」と聞かれた時、「私はこうしたい。」を自分の頭で考え言葉にし行動するという事を学んだ。

話は変わりますが、日本の現代音楽作曲家武満徹さんのお嬢様をだいぶ前にトーク番組でお見かけした時に印象的だった言葉がありました。
それは、父親から言われた、
犯罪以外の事は何をやってもいい。」という言葉でした。
我が子にここまで言うお父様はやはり我々凡人の域を超えているものだと強く記憶に残っています。

世界で活躍するトップアスリートを育てた親御さんと言うのはやはり偉大。
私が1番に思い浮かぶのは、羽生結弦さんや荒川静香さんなのですが(フィギュアスケートが好きなので)トップアスリートや優れた芸術家の親御さんは、「あなたには無理」とは絶対に言わなかった事が容易に想像できます。
頑張る姿をただ応援していただけ。これだけお金がかかってるんだからなどと思っても口にはしない。(奈緒さんのご両親がそう)

しかしながら声掛けというのはつくづく難しいもので、子供から咄嗟に質問されたり、あるいは何か突発的な事があった時に、奈緒さんのお母様のような光る言葉を掛けられるかといったらなかなか難しいと思われます。(私など、言わなくていい余計な一言を何度言ってしまったことか。)

要は、普段から、しっかりとした考えを持っていないと咄嗟にいい言葉は出て来ないのではないかと。

やってみなければわからないのに、つい「本当にそれで大丈夫なの?」と口にしてしまいがち。
そうではなく、子供を信じて少し離れたところからただ見守る姿勢を
貫きたいと今更ながら思っております。

ヘルプがあった時はもちろん駆けつけますが♪^ ^

それではまた。
最後までお読み頂き
ありがとうございました♡

この記事が参加している募集