やかんから立ち上る湯気
炊飯器から漂うご飯の香り
鍋にはおかずがグツグツ煮えて
ガス給湯器は
女性の声で
「お風呂が入りました」
とアナウンス
暖房がつき
蛍光灯は部屋を照らしている
部屋の中は明るくあったかい
外は北風が吹いていると言うのに
なんてこの中は恵まれているのだろう
ここはいくつもの「ある」で溢れている
これらは決して当たり前じゃない
普通と思っているこの光景は
実は小さな奇跡の積み重ね
私よ
当たり前にあぐらをかいてはいないだろうか?
今一度
身の回りの「有り難し」
を数えることにしよう
読んでくれてありがとう
出会えたご縁に感謝します