家庭に閉じ込められたママの日記
はじめまして。 3歳と5歳の子どもを育てる専業主婦、真由美です。 平凡な日々に感じる小さな喜び、そして、誰にも言えない孤独や葛藤。 この日記は、そんな私の心の奥底に触れるための場所です。
毎朝、子どもたちの元気な声で目を覚まし、忙しない一日が始まります。朝食を作り、洗濯を回し、散らかったおもちゃを片付けて…夕方にはクタクタ。夫が帰ってくる頃には、自分の時間なんて残っていません。
もちろん、子どもたちは愛おしい存在です。 彼らの成長を見るたびに「ママでよかった」と心から思います。でも、そんな中でふと立ち止まる瞬間があります。 鏡に映る自分の顔。 おしゃれをする時間もなく、疲れた表情の私。 "これが私なの?" 心の中で、そんな声が響くのです。
孤独の中で
以前の私は、営業職として毎日外を駆け回り、人と話すのが大好きでした。 その頃は自分に自信があって、「私がいるからこの仕事はうまくいく」と思っていました。 でも、今はどうでしょう。 家の中に閉じこもり、誰とも深く話すことなく、ただ"ママ"としての日々を繰り返しています。
ママ友との会話は、子どもの話題が中心。 表面的なやり取りに終始して、本音をさらけ出せる相手なんていません。 夜、子どもたちが寝静まった後の静けさの中で、孤独が私を包み込みます。
夫に話を聞いてほしいと思うこともあります。 でも、彼は仕事で疲れていて、深く話すことなんてほとんどありません。 だからこそ、私の心の声をこうして書き残したいのです。
女性としての自分を取り戻す
子どもたちが昼寝をしている短い時間、ふと昔の自分を思い出すことがあります。 ヒールを履いて街を歩き、誰かに頼られる自分。 きらめいていたあの頃の私を、今の私は誇れるでしょうか?
最近、少しずつ自分の時間を作るようにしています。 子どもたちが寝ている間に好きな音楽を聴いたり、久しぶりにお気に入りのリップを塗ってみたり。 そんな些細なことで、「私もまだ女性なんだ」と感じられる瞬間があります。
でも、それだけじゃ足りない。 本当の自分をもっと知りたい、取り戻したい。 そして、私がこうして変わろうとしていることを、あなたにも知ってほしいのです。
あなたと少しずつ近づきたい
この日記を読んでくれているあなた。 きっと、あなたも何かしらの孤独や葛藤を抱えているのではないでしょうか。 それはもしかしたら、私のような「家庭」という壁の中ではないかもしれません。 でも、心のどこかに共通する部分があるのではないでしょうか。
私は、この場所であなたと少しずつ距離を縮めたいと思っています。 急には無理だけれど、少しずつ、少しずつ。 私の言葉に耳を傾けて、あなたの心に何かを残せたら幸いです。
そして、いつかあなたが私に声をかけてくれるとしたら、きそれは、私が「ママ」でありながら「真由美」であることを思い出させてくれる一歩かもですね…
最後に
この日記は、私自身の心の旅の記録です。 家庭の中で見つける小さな幸せと、それでも消えない自分自身への問い。 あなたと共に、この旅を歩んでいけたら嬉しいです。
どうか、これからも私と一緒に。 読んでくださって、ありがとうございます。