2.子どもを生むのが怖い
臨床心理士・公認心理師・ヨガケア
むらかみまゆみです。
今日は、昨日の夜、夫と話していた
「子どもを生むのが怖い」とわたしが初めて言葉にしたことについて。
息子はもうすぐ3歳。
夫は、2人目をずっと前から望んでいます。
周りにも、「そろそろ?」と言われることは増えました。
私も、いつか恵を授かれるなら…と思っています。
でも、踏み切れなかったわたし。
”仕事もしたい”、”今の生活でも精いっぱい”
でも・・・
”息子に兄妹がいた方が良い”
”ひとりはさみしいかも、兄妹が増えれば楽しいかも”
”もう高齢出産になる”、”体力がついていかなくなる”
そんなこと、沢山考えました。
でもやっぱり
<年齢>や<タイミング>に縛られるのが
息苦しい感じがしていたんです。
『私の心はどこに・・・?』
私の心は、何を感じ、
私の心は、どこに向かいたいんだろう。
私の心は、何を大切にしたいだろう。
心に目を戻すことを続けていました。
私に必要なことは
『安心感』
そう思っていたのです。
安心して、2人目を授かっても大丈夫だと思えるように
仕事を整えよう
環境を整えよう
夫婦関係を深めよう
こんな風に、”整える”こと、”変える”ことに
注力してきました。
そして、いよいよ
9月、来年度の夫の異動先を検討するタイミングになりました。
仕事、子育て、2人目を授かれるように、
私の地元、新潟に帰ろうか、という話になりました。
でもね、夫にとっては、地方を希望することは、
キャリアダウンの恐れもあることでした。
だから、色々と(詳しくは割愛しますが)迷って、心がグラグラだったんです。
グラグラなのに、「2人目は欲しい」という夫を見て
私の心は『不安』と、モヤモヤを感じました。
”なんか違う…。なんか、夫の考えは甘い…”
そこで夫に話ました。
「私は、正直、生むのが怖い」
「こどもを授かるって、子どもが生まれた、めでたい!ってキレイな方ばかり目がいっているけど、
その裏で、私たち女性は、血を流して、お腹を切って、お股を切って、
命がけで出産している。
死ぬかもしれない。死んだら、息子を見れなくなるかもしれない。
そんな中で、子どもを授かることを、選んで、行動する。
これは、死ぬほどの覚悟。すごく、覚悟は必要な選択なんだよ。」
「あなたに、そのだけの、覚悟はある?」
「私は、生むのが怖い」、はじめて言葉にしました。
友だちにも、姉妹にも言ったことがなかった。
話ながら、
わたしは「怖かったんだな…」と思い、
涙が出そうでした。
命がけなのは、出産だけではない。
生まれてからも、3歳になる今だって
寝ている間に、息をしているか確認したり
栄養は十分か、睡眠を十分か、大きな怪我をしないか
心の怪我をしないか、
『命』を守っている。
仕事に忙殺されてきた夫に続けて、こんな話をしました。
「あなたはきっと、家族を想いながらも、心のどこかでは常に、仕事に目がいき、心が奪われていた。
生まれてからずっとほぼワンオペの状態で、
私はずっとつらかったし、心細かった。
そんな思いをもうしたくない。」
夫にずっとイライラしていた私が
ようやく、言えた言葉かもしれません。
わたしの、本心。心の声。
気づいて、言葉にできたことを、
「よくやったね」とねぎらいたいと思います。
さあ、これから、どんな風になっていくだろうか。
わたしの「怖い」気持ちも、自然に変化していくはずです。
隠れていたところから、
気づいて、
目を離さず、
言葉にして、私自身に、そして相手に届けたから。
この時点で、おおきな変化を遂げている。
怖い気持ち、ネガティブな気持ちに
気づいて認めることはこわいけど、ずっとそのままじゃない。
気づいて、認めていくと、また姿を変えていく、わたしたちのこころ。
あなたの、心の声はどうですか?
イライラは、
あなたの本心を隠す、つよい力を持っている気がします。
心を整理して
もやがはれていくと
心の本音が見えてきて
イライラではない形に変わっていくかもしれません。
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イライラしてしまうママの声や、イライラしないための方法を
載せていますので
良ければ見て見てくださいね。
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今日も良い日になりますように🕊
mayumi