役立たない筋トレ
ここ数年、ジムに行ったり、Youtubeを見ながらトレーニングする人も増えてきました。
からだレッスンに来る人の中にもいらっしゃいます。
「体を動かす大切さを理解してくれてうれしいなー!」
という気持ちもあるのだけど、
筋肉のトレーニングしている人の体は、意外にも
「ん?・・・・・・・」
と思うことが多いのです。
「えっと、、、このトレーニングは何のためにやっているのかな?」
と確認することもしばしば。
部分的に筋トレをすると、なんていうか、
「体の中のつじつまが合わない」
感じになるのです。
体はつながっているから、
「お尻の筋肉が脚の筋肉にこうつながって、だから歩きやすくなる」
みたいな働きになるわけなのですが、
部分的にすごくムキムキになっているのに、つながりがない、
もっというと部分的にムキムキにしちゃったことで、つながりがうまくいかない、ということもよくあるのです。
その筋肉は何のためにトレーニングしているの?
と質問してみても、たいていは
「え?あったほうがいいんですよね?」
とか
「かっこいいから?」
とか
具体的な使用目的を持たないでトレーニングしていなかったりします。
育てた筋肉をどう使うか、何のために使うか、
そこがとても大切です。
そして育てることと、どう使うかはちょっと違うんです。
筋肉を正しく使うためには、1個1個の筋肉をどう使うかを勉強しなくても、正しい姿勢で日常動作をすれば、ちゃんと使えます。
筋トレより、まずこちらを先に身につけましょう。
筋トレをすれば自然と正しい姿勢ができるようになるわけではないんです。
知らないとできないんです。
もっと言ってしまえば、
座る、立つ、歩くの日常動作を正しい姿勢で行えば、
特別な筋トレはいらなくなります。
筋肉量を増やしたかったら、筋トレよりも、
正しい姿勢で立ったり歩いたりする量を増やしましょう。
つながりのある、役立つ筋肉が自然と育ちますよ!
その筋肉をどう使うか、を知らないとただの飾りになってしまうし、
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