言語化できない離職の理由
こんにちは マユ@社労士×デザイナーです。
現在、社会保険労務士と子供服デザイナーの複業中です。
なぜ、社労士と子供服デザイナーをすることになったのかは
過去の記事をご覧ください
転職、副業ブームですね。
35歳までに1回は転職しないとまずいとか
1社で定年まで勤め上げることは、これからの時代珍しいとか
企業としては、採用に時間労力費用をかけて入社させて、教育にもお金と時間をかけたのにも関わらず数年で退職されては割に合いません。
どの企業も「定着」に手こずっています。
離職理由がふんわりしていて、しっかりと把握できていない。
ネットで調べると、離職理由のランキングは簡単に出てきます。
例えば、人間関係、仕事の内容、給料
しかし、理由はこれです。
1、ルールがない
2、目標設定、評価設定が曖昧
3、結果に対する吟味
ひとつずつ説明します。
ルールがない
朝出社してから、終業時間までの間のすべてにルールが必要
それでは、イメージしてください。
あなたは、この10月に転職しました。
入社1日目、オリエンテーションを受ける際にこんなマニュアルをもらい説明を受けました。
例えば、出勤時
A 始業時間から10分間は掃除 その後朝礼
B. 始業時間9時00分から、当番表で自分の掃除する場所を確認、時間内に決められた掃除(掃除マニュアルあり)を終える。9時10分から各自の席の前で起立して朝礼が始まるのを待つ
不安になるのは、どちらでしょう?
Aですね
Bは、イメージがつかめて「明日の朝は、まず当番表を見てマニュアルも見ておこう。掃除を早めに済ませて、自分の机に戻ればいいんだな」と迷いません。
この繰り返しであり、業務も同じです。
これが、仕組み化でもあります。
仕組み化については、過去の記事をご覧ください。
目標設定、評価設定が曖昧
会社員の場合、目標は勝手に自分が決められないですね。
その月の予算があり、それによって自分の予算目標が定められる
これは、チームの責任者である上司の仕事です。
営業ならば、わかりやすく数字にできます。
しかし、その数字もあいまいにしている上司も多いのが困ったもの。
そうなると、社員は自分の目標を自分で立てることになります。
その目標に向かい努力をし、達成しました。
しかし、上司はよく思いませんでした。
なぜでしょう?
上司が、部下の目標を自分の中だけで設定しているパターン
具体的に伝えていない
良かれと思って、やってしまっています。
それには、理由があり
我が社は自由で風通しの良い社風です。
エンゲージを高めるために社員の自主性に期待
など流行りの育成方法に、経営者が勘違いをしている会社い多い
これをすると社員の気持ちは、自分は達成しているのに未達ってどういうこと?と迷うばかりです。
結果に対する吟味
放っておかれる状態です。
前のテーマと同じでエンゲージを高めるために、社員を自由にさせている
でも、評価をされないまま放っておかれると、社員は先の未来は悪い未来しか見えてこなくなる
では、どうすればいいか
ルールを細かく設定する
目標と、その評価を具体的に設定 共有する
週に1度は社員の業務に対して、○✖️をつけます。それは事実を元に判断することが大切ですね。
ゴールに向けて上司が社員を見ていると感じると社員は自分の進む道を迷いません。
今回の記事
言語化できない離職の理由では、
3つの理由
ルールがない
目標設定、評価設定が曖昧
結果に対する吟味
についてお伝えしました。
まとめると、「評価されていない、ここにいても希望が持てない、気持ちが会社にない」と感じて始めていて、転職を考えだす。
そう感じたら、転職を考えていいと思います。
ちゃんとルールがあって、公平で、納得のいく評価をしてくれる会社はあります。すると、転職がきっかけであなたの新たな未来を作ることができるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。