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認知症×ワンネスの話。

わたしには、同い年の妹がいる。
その妹の言動がなんとも面白くて笑えるので
ここに記して行くことにした。

妹は年上の夫と未就学のこどもがいる。
そして、お姑さんと同居中。
しかも認知症ありで、絵にかいたように大変な時期だ。

産後うつを患っていたので(過去形)
ちょくちょくメンタルが落ちたら連絡を受けていた。
育児の悩みや姑の話や義理兄弟のこと様々。
今は、「違う視点から物事を見たい」という目的で連絡が入る。

妹「ばあさんが、ショートステイから帰ってきた」

年末から年始にかけて妹がインフルエンザになり
予定より長くショートステイに預けて帰宅後の話。

久しぶりにお昼ご飯を準備して部屋へ持っていった時のこと
姑から「あんた誰ね?」と質問されたらしい。
なんかカチンと来たみたいで、返した言葉が

妹「あんたも誰ね」
と捨て台詞を吐いて部屋を出ていったらしい
電話口で吹きだした(笑)

妹の言い分を聞くと、長らく家を離れて施設で過ごしたから
施設と混同していたのだろう。
でも、言い方が腹が立ってそう言い返したと。

妹「しかたないよね。思ってることは繋がるっていうやん」

妹「ワンネスやん!」


ワンネス(Oneness)とは、「すべてのものは一つである」「万物は繋がっている」という考え方や概念を指します。

主な特徴:すべての生命や存在が根本的に一つに繋がっているという認識

個々の違いを超えた統一性や調和を重視する世界観

分離や分断ではなく、つながりや一体性に焦点を当てる思想

この考え方は、多くの精神的伝統や哲学的概念の中で重要な位置を占めており、現代では環境保護や社会的調和の文脈でも言及されることが増えています。


ここでワンネスを取り入れてくる??

仕事上で、認知症の方の対応マニュアルとか作る立場のわたし。
認知症の方へは
『真正面で、目線は同じ高さで否定はしない。』という内容が主なので。
ワンネスという発想は無かった視点だった。
一人の人間として尊重しているなとも思った。
何より「良い嫁でありたい」とかいうエゴが入っていなくて笑えた。

妹の名誉のために言っておくが介護はやってないらしい。
ただの同居人だと。

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