天国への近道

「永遠の命とは、唯一のまことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。」

　口語訳　ヨハネの福音書17章3

携挙《けいきょ》

携挙は終末時代に起こることです。
携挙とは、教会が天に上げられること。この教会とは建物のことではなく、信者の群れです。信者はキリストと一体化し、キリストのからだの一部となります。
教会は使徒2章聖霊降臨以降に誕生し、それ以降信者となった人たちは、携挙の時が来ると、死んだ者は復活し、生きている者はそのまま天に引き上げられ、空中でキリストと会います。

聖書箇所
ヨハネ14：3　イエスの約束
そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである。

Ⅰテサロニケ4：13-17
13兄弟たちよ。眠っている人々については、無知でいてもらいたくない。望みを持たない外の人々のように、あなたがたが悲しむことのないためである。 14 わたしたちが信じているように、イエスが死んで復活されたからには、同様に神はイエスにあって眠っている人々をも、イエスと一緒に導き出して下さるであろう。15 わたしたちは主の言葉によって言うが、生きながらえて主の来臨の時まで残るわたしたちが、眠った人々より先になることは、決してないであろう。16 すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり、17 それから生き残っているわたしたちが、彼らと共に雲に包まれて引き上げられ、空中で主に会い、こうして、いつも主と共にいるであろう。

Ⅰコリント15：50-54
50兄弟たちよ。わたしはこの事を言っておく。肉と血とは神の国を継ぐことができないし、朽ちるものは朽ちないものを継ぐことがない。51 ここで、あなたがたに奥義を告げよう。わたしたちすべては、眠り続けるのではない。終りのラッパの響きと共に、またたく間に、一瞬にして変えられる。52 というのは、ラッパが響いて、死人は朽ちない者によみがえらされ、わたしたちは変えられるのである。53 なぜなら、この朽ちるものは必ず朽ちないものを着、この死ぬものは必ず死なないものを着ることになるからである。54 この朽ちるものが朽ちないものを着、この死ぬものが死なないものを着るとき、聖書に書いてある言葉が成就するのである。

携挙《けいきょ》はイエス・キリストが空中に来られた時、地上から一瞬にして全世界の信者は取り去られます。その時に肉体が新しくされ死なない身体に変えられるんですね。病気は無くなり、シミもシワも無くなるんですね。素晴らしいです。

携挙の後に、黙示録6-19章の大患難時代《だいかんなんじだい》、神の大いなる裁きが来ます。新生した信者は携挙によって守られます。
携挙の時は、父なる神だけが知っています。イエス・キリストを信じて全ての罪が赦され携挙に与る者は幸いです。

※携挙の映画：『レフト・ビハインド』、『リメイニング』

次回から、ヨハネの黙示録、聖書の中で一番の祝福が約束されている書だと言われています。いまだかつて起きたことの無いことが預言されています。22章の最後までやれるか全く自信がありませんがチャレンジしようと思っています。

記事を見てくださりありがとうございます。少しずつですが、聖書の神を投稿していきたいと思っています。今後とも長いお付き合いになるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

※記事に使用している聖句は、日本聖書協会発行の口語tお訳聖書。
新約1954年版、旧約1955年版は2005年に著作権保護期間が終了している。