天国への近道
「永遠の命とは、唯一のまことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。」ヨハネの福音書17章3
【たとえ話を弟子たちに語る】
36 それからイエスは、群衆をあとに残して家にはいられた。すると弟子たちは、みもとにきて言った、「畑の毒麦の譬を説明してください」。
【毒麦のたとえの説明】
37 イエスは答えて言われた、「良い種をまく者は、人の子である。38畑は世界である。良い種と言うのは御国の子たちで、毒麦は悪い者の子たちである。39 それをまいた敵は悪魔である。収穫とは世の終りのことで、刈る者は御使たちである。40 だから、毒麦が集められて火で焼かれるように、世の終りにもそのとおりになるであろう。41 人の子はその使たちをつかわし、つまずきとなるものと不法を行う者とを、ことごとく御国からとり集めて、42 炉の火に投げ入れさせるであろう。そこでは泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう。43 そのとき、義人たちは彼らの父の御国で、太陽のように輝きわたるであろう。耳のある者は聞くがよい。マタイ13:36-43
【畑に隠された宝のたとえ】
44 天国は、畑に隠してある宝のようなものである。人がそれを見つけると隠しておき、喜びのあまり、行って持ち物をみな売りはらい、そしてその畑を買うのである。マタイ13:44
【真珠商人のたとえ】
45 また天国は、良い真珠を捜している商人のようなものである。46高価な真珠一個を見いだすと、行って持ち物をみな売りはらい、そしてこれを買うのである。 マタイ13:45-46
【地引き網《じびきあみ》のたとえ】
47また天国は、海におろして、あらゆる種類の魚を囲みいれる網のようなものである。48 それがいっぱいになると岸に引き上げ、そしてすわって、良いのを器に入れ、悪いのを外へ捨てるのである。49 世の終りにも、そのとおりになるであろう。すなわち、御使たちがきて、義人のうちから悪人をえり分け、50 そして炉の火に投げこむであろう。そこでは泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう。 マタイ13:47-50
【倉から宝を取り出す家の主人のたとえ】
51 あなたがたは、これらのことが皆わかったか」。彼らは「わかりました」と答えた。52 そこで、イエスは彼らに言われた、「それだから、天国のことを学んだ学者は、新しいものと古いものとを、その倉から取り出す一家の主人のようなものである」。マタイ13:51-52
つづく
記事を見てくれてありがとうございます。少しずつですが、聖書の神を投稿していきたいと思っています。今後とも長いお付き合いになるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
※記事に使用している聖句は、日本聖書協会発行の口語訳聖書。
新約1954年版、旧約1955年版は2005年に著作権保護期間が終了している。