天国への近道
「永遠の命とは、唯一のまことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。」
ヨハネの福音書17章3
【受難週 日曜日】
・エルサレムへ勝利の入城の準備
29 そしてオリブという山に沿ったベテパゲとベタニヤに近づかれたとき、ふたりの弟子をつかわして言われた、
30 「向こうの村へ行きなさい。そこにはいったら、まだだれも乗ったことのないろばの子がつないであるのを見るであろう。それを解いて、引いてきなさい。
31 もしだれかが『なぜ解くのか』と問うたら、『主がお入り用なのです』と、そう言いなさい」。
32 そこで、つかわされた者たちが行って見ると、果して、言われたとおりであった。
33 彼らが、そのろばの子を解いていると、その持ち主たちが、「なぜろばの子を解くのか」と言ったので、
34 「主がお入り用なのです」と答えた。
35 そしてそれをイエスのところに引いてきて、その子ろばの上に自分たちの上着をかけてイエスをお乗せした。
・エルサレムへ勝利の入城
36 そして進んで行かれると、人々は自分たちの上着を道に敷いた。
37 いよいよオリブ山の下り道あたりに近づかれると、大ぜいの弟子たちはみな喜んで、彼らが見たすべての力あるみわざについて、声高らかに神をさんびして言いはじめた、
38 「主の御名によってきたる王に、祝福あれ。天には平和、いと高きところには栄光あれ」。
39 ところが、群衆の中にいたあるパリサイ人たちがイエスに言った、「先生、あなたの弟子たちをおしかり下さい」。
40 答えて言われた、「あなたがたに言うが、もしこの人たちが黙れば、石が叫ぶであろう」。
・イエスのなげき
41 いよいよ都の近くにきて、それが見えたとき、そのために泣いて言われた、
42 「もしおまえも、この日に、平和をもたらす道を知ってさえいたら………しかし、それは今おまえの目に隠されている。
43 いつかは、敵が周囲に塁を築き、おまえを取りかこんで、四方から押し迫り、
44 おまえとその内にいる子らとを地に打ち倒し、城内の一つの石も他の石の上に残して置かない日が来るであろう。それは、おまえが神のおとずれの時を知らないでいたからである」。
ルカ19:29-44 (マタイ21:1-11、マルコ11:1-11、ヨハネ12:12-19)
※受難週とは、イエス・キリストのエルサレムへ勝利の入城(ニサンの月の10日、紀元30年4月2日)の日曜日から復活前の一週間の出来事をさします。
つづく
記事を見てくださりありがとうございます。少しずつですが、聖書の神を投稿していきたいと思っています。今後とも長いお付き合いになるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
※記事に使用している聖句は、日本聖書協会発行の口語訳聖書。
新約1954年版、旧約1955年版は2005年に著作権保護期間が終了している。
聖書絵本を全国の書店に並べられることが夢です。沢山の人々にまことの神を知ってもらいたいとの思いで作成しました。神の働きにサポートしていただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。