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天国への近道

「永遠の命とは、唯一のまことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。」

 口語訳 ヨハネの福音書17章3

【受難週 金曜日】


宗教裁判 1

・アンナスの尋問を受けるイエス
12 それから一隊の兵卒やその千卒長やユダヤ人の下役どもが、イエスを捕え、縛りあげて、
13 まずアンナスのところに引き連れて行った。彼はその年の大祭司カヤパのしゅうとであった。
14 カヤパは前に、ひとりの人が民のために死ぬのはよいことだと、ユダヤ人に助言した者であった。

19 大祭司はイエスに、弟子たちのことやイエスの教のことを尋ねた。

20 イエスは答えられた、「わたしはこの世に対して公然と語ってきた。すべてのユダヤ人が集まる会堂や宮で、いつも教えていた。何事も隠れて語ったことはない。
21 なぜ、わたしに尋ねるのか。わたしが彼らに語ったことは、それを聞いた人々に尋ねるがよい。わたしの言ったことは、彼らが知っているのだから」。

・下役がイエスを打つ

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22 イエスがこう言われると、そこに立っていた下役のひとりが、「大祭司にむかって、そのような答をするのか」と言って、平手でイエスを打った。

23 イエスは答えられた、「もしわたしが何か悪いことを言ったのなら、その悪い理由を言いなさい。しかし、正しいことを言ったのなら、なぜわたしを打つのか」。

・大祭司カヤパのもとへ送られるイエス
24 それからアンナスは、イエスを縛ったまま大祭司カヤパのところへ送った。

ヨハネ18:12-14、19-24

つづく

アンナスはその年の大祭司カヤパのしゅうとである。アンナスは元大祭司である(およそ紀元 7 年~14 年)。ユダヤ人たちは、今もアンナスを大祭司と認めていた。アンナスが神殿の管理運営を独占していた。
5 人の息子と義理の息子を通して祭司職を支配していた。パリサイ人は、神殿の中庭を「アンナスの息子たちのバザール」と呼んでいた。

イエスは、口伝律法を破ったという理由で有罪にされた。
しかし、ユダヤ人の指導者自身が ミシュナの中の「the Sanhedrin Tractate」に記された口伝律法を22回違反する。
今日の箇所の違反
4 番目の違反は、朝のいけにえを捧げる前に裁判を行ってはならない。
5番目の違反は、裁判は非公開ではなく、すべて公開にしなければならない。

記事を見てくださりありがとうございます。少しずつですが、聖書の神を投稿していきたいと思っています。今後とも長いお付き合いになるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

※記事に使用している聖句は、日本聖書協会発行の口語訳聖書。
新約1954年版、旧約1955年版は2005年に著作権保護期間が終了している。

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