ヨハネの黙示録
この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。
口語訳 ヨハネの黙示録1章3
・7つの災害を携えた7人の天使
1 またわたしは、天に大いなる驚くべきほかのしるしを見た。七人の御使が、最後の七つの災害を携えていた。これらの災害で神の激しい怒りがその頂点に達するのである。
・殉教者たち
2 またわたしは、火のまじったガラスの海のようなものを見た。そして、このガラスの海のそばに、獣とその像とその名の数字とにうち勝った人々が、神の立琴を手にして立っているのを見た。
・モーセの歌と小羊の歌
3 彼らは、神の僕モーセの歌と小羊の歌とを歌って言った、「全能者にして主なる神よ。あなたのみわざは、大いなる、また驚くべきものであります。万民の王よ、あなたの道は正しく、かつ真実であります。4 主よ、あなたをおそれず、御名をほめたたえない者が、ありましょうか。あなただけが聖なるかたであり、あらゆる国民はきて、あなたを伏し拝むでしょう。あなたの正しいさばきが、あらわれるに至ったからであります」。
・開かれた天の幕屋の聖所
5 その後、わたしが見ていると、天にある、あかしの幕屋の聖所が開かれ、6 その聖所から、七つの災害を携えている七人の御使が、汚れのない、光り輝く亜麻布を身にまとい、金の帯を胸にしめて、出てきた。
・7つの金の鉢
7 そして、四つの生き物の一つが、世々限りなく生きておられる神の激しい怒りの満ちた七つの金の鉢を、七人の御使に渡した。8 すると、聖所は神の栄光とその力とから立ちのぼる煙で満たされ、七人の御使の七つの災害が終ってしまうまでは、だれも聖所にはいることができなかった。
ヨハネの黙示録15:1-8
つづく
15章は鉢の裁きが始まる前の準備です。
※神の怒りが地に下る前に、天における状況が啓示されます。
※苦難に会う聖徒たちへの励ましのメッセージでもあります。
15章は、第7のラッパの裁き11章19と15章1がつながります。
「7つの災害」は、「鉢の裁き」と呼ばれ、神の怒りが頂点に達する裁きで、神を信じない人類の上に、反キリストの上に、偽預言者の上に下ろうとしています。これは大患難時代の7年の最後に起こり、短時間の内に連続的に起こります。先に行くほど神の怒りの度合いが強くなります。
【神の怒り(大患難時代)からの解放】
「そして、死人の中からよみがえった神の御子、すなわち、わたしたちをきたるべき怒りから救い出して下さるイエスが、天から下ってこられるのを待つようになったかを、彼ら自身が言いひろめているのである。」1テサロニケ1:10
「神は、わたしたちを怒りにあわせるように定められたのではなく、わたしたちの主イエス・キリストによって救を得るように定められたのである。」1テサロニケ5:9
神は、イエス・キリストを信じる者を義と認めてくださり、きたるべき怒り(大患難時代)から守ると約束されました。神の怒りから解放されている信者は、携挙を待ち望み、どんな試練の中にでも、キリストにある平安があるので希望を持って生きることができるのです。
記事を見てくださりありがとうございます。聖書の中で唯一、祝福が約束されているヨハネの黙示録を投稿していきたいと思っています。今後とも長いお付き合いになるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。